東京は、幕末史のテーマパークだ。道端や空き地にも、ときには堂々と、ときにはひっそりと過去のドラマが息づいている。桜田門、坂下門など頻発するテロの現場、新選組のふるさと、彰義隊の落武者にまつわる怪談…。本書はペリー来航から西南戦争までの四半世紀に繰り広げられた有名無名さまざまな事件の跡をたどる、「足で読む幕末通史」である。巻末に幕末維新関係者千名の詳細な墓地所在地リストを付す。
好表既刊『東京の戦前 昔恋しい散歩地図』の続編。昭和六年版『ポケット大東京案内』の覆刻地図の現在の地図を見開きページで対照し、昭和初期の東京が散歩できるようにした地図帳である。戦災で失われた昔の東京は今の東京にはない情緒と魅力がある。今回は「新宿」「両国」から北の「板橋」「王子」、南の「品川」「蒲田」、郊外の「中野」「杉並」「三軒茶屋」「駒沢」などまで、また東京だけでなく「横浜」「鎌倉」「さいたま」「高尾山」など三〇地区を収めた。
オリンピック前の東京の街並みが地図と写真で鮮やかに甦る。銀座、新宿、渋谷、上野…厳選の26エリアを紹介。
神話の浜、ギリシアの神殿、ローマの劇場、十字軍の城にオスマンのモスク…めくるめく九千年の歴史を持つキプロスには、これら全てがひしめいている。1974年の紛争後は南北に分断され「再統合」という課題を背負い、ヨーロッパ人には陽光豊かなビーチリゾートとして愛される、東地中海の美しい島キプロスの、歴史、現状、見所を、懇切かつ生き生きと紹介した書。
ゴダールやトリュフォーがフィルムに残したパリの街並やカフェをたずねて…43本の映画と一緒にパリをお散歩しよう。
カメラを持って散歩に出かけよう。主人公はあなた。日常の身辺的断面を一枚の写真で自分を表現していくことを繰り返し自分史をつくる。
京都・三条大橋のたもとに、御所に向かって遙拝する銅像がある。それまで忘れ去られていた天皇を「発見」し、勤王志士のさきがけとなった高山彦九郎である。彼が扉を開いた幕末は、開国の混乱、大津波、尊攘派と幕府との攻防、大政奉還を経て新時代へと突き進む。本書は、いまも関西に残る幕末維新の史跡を訪ねる「足で読む歴史」である。ウォーキング、出張、修学旅行のお供にも。巻末に『戊辰戦記絵巻』前篇を付す。
幸福は、どこからやってくるのか。それは日常の、ちょっとした心がけの違いからだった…。大好評、シリーズ100万部突破を記念して、『光に向かって100の約束』『光に向かって123のこころのタネ』から20話を選び、ベテランの声優が朗読したのが、このCDブックです。
大ヒットとなった中森明菜「スローモーション」や大橋純子「シルエット・ロマンス」など、他アーティストへ提供した400曲もの楽曲から厳選された来生たかおのセルフ・カヴァー・ベスト。