ロンドンの街は、謎に満ち満ちている。ポスター、道路標識、食品に貼ってあるラベルなどの英語で、おやっと思うものがかなりある。これらの英語表現を見ていくと、謎だらけなのである。著者は、1996年冬から98年夏まで、イギリスに滞在した。この間、いわば毎日、謎解きをしていたようなものである。その中でも、これはと思われるおもしろい謎を集めたのが、本書である。例を挙げてみよう。ツナ・サンドを買ったら、そのラベルに「ドルフィン・フレンドリー」とあった。ドルフィンはイルカのことだが、「イルカにやさしい」ツナ・サンドとは、どういう意味なのだろう。また、菓子パンを買ったら、ついていた説明書に、「とてもよく旅をします」とあった。「とてもよく旅をする」菓子パンとは何だろう。あるいは、子供の学校に持たせるもののリストに「ジャンパー」とあったので、ジャンパーを持たせようとしたが、よくよく読んでみたら、「ジャンパー」とは「セーター」のことであった。このような謎は、最初、「?」のマークで頭がいっぱいになるが、謎が解けたときの爽快感は何物にも代えがたい。さらに、謎を解くたびに、イギリスの歴史や文化のふだんは見えない断面、ひいてはイギリスという国を垣間見ることができる。
東京の魅力は山の手にあり。東京を愛する著者が山の手中を歩いて選んだこだわりの8コース。本を片手に、実際に歩いてみてください。知らなかった東京が見えてきて、楽しさ倍増です。山の手を満喫する8つのおすすめ散歩ルート。明治・大正期の洋館や由緒ある庭園、個性豊かな美術館。雰囲気のいいカフェや穴場レストランなど、知っていると楽しい情報を一挙掲載。
気鋭の国際政治学者が読む!現在にも通じる日米外交の原点。
「インドで『サトシ』に会う」「セブ島でプレスリーになる」「仙台で茄子を喰らう」「修善寺の温泉でじっとりと忍んでみる」「恐山でイタコから名刺をもらう」「女装の館で夏木マリになる」等々。爆笑とホロリの散歩&旅エッセイ。
本書では春の花の描き方をイラストや写真で丁寧に説明しています。巻末に葉書サイズの下絵集もあり、初めての方にもピッタリ。ページいっぱいのイメージ作品や作例も満載してありますので、お手本としてもお使いください。
さえこちゃんとおばあちゃんとペロは、おさんぽがだいすき。こうえんのなかをしりとりしながら、おさんぽします。しりとりのこたえが、ページのとなりにあります。みつけて!それから、さえこちゃんとおばあちゃんとペロもこうえんのどこかにいます。みつけて。
自分好みの完全自由設計でマンションを自主建設したら、20%安で120%満足!コーポラ住宅入居者初の感動の体験記。
生きている土を育て、自然の力を最大限に活用する独自の有機農法ー研究と教育と実践の現場からの熱いメッセージ!有機農業歴30年、「おもしろ学問人生」(NHK)にも登場の“ぐうたら先生”の痛快説法。農業、家庭菜園、ガーデニングに携わるすべての人に。
障害をもったノエルちゃんと、母るりこさんのノンフィクション絵本。どんなに弱くても美しくなれる、そのことに気づくと強くなれる。
「あの世」の不思議な謎に科学の目から迫る。天外ワールドの集大成。
日本酒からギネスまで、帰宅途中にグラス一杯の贅沢。立ち飲みという名の東京異空間散歩。
大学生の結城勇樹は、叔母が経営する「ふれんど散歩社」で犬の散歩屋さんのアルバイトを始めた。いつものように、ミステリー作家、桜大作の家のラッシーと朝の散歩の途中、誰も住んでいないはずの広い庭のある洋館の前で、突然ラッシーが異変を感じた。そして、その家から飛び出してきた子犬を助けたことが縁で、その豪邸の娘、御影百合花の愛犬ポンの世話をすることになったのだが…。百合花の父で建築デザイナー御影祥三郎の遺産相続をめぐり、さまざまな仕掛の施された豪邸で、人々を惑わす奇怪な出来事とは…。
20世紀を浴衣がけの自律に生きた詩人・金子光晴の写真集。
御用とお急ぎでない方は見ていって頂戴ョ。知らなくても困らないが知ってトクするのがこのお祭り屋台虎の巻。
霞ヶ関は皇居、丸の内とあわせて独特の美しい景観を誇る、世界に例をみない中央官庁街である。近代国家の象徴として官庁街建設に夢をかけた政治家や、さまざまな工夫と試行錯誤を繰り返した有名無名の建築家・技術者、異国に活躍の場を求めた明治期の「御雇外国人」など、彼らの織りなす人間模様を描きつつ、今も時代の変化を映し続ける霞ヶ関を、個性的な近代建築の来歴で描き出す。写真多数収録。