フォーライフ設立1周年を記念して、小室等、吉田拓郎、井上陽水、泉谷しげるというフォーク界の大御所4人が集結した1976年のクリスマス・アルバム。クリスマスの定番曲を個性的に聴かせるほか、オリジナルも収録した贅沢な一作だ。
文具メーカー勤務のサラリーマン・上野原が、勤務中や休日に歩いた都内の風景の数々。北品川、目白、吉祥寺、井の頭公園…。ふと目にとまった出来事を淡々と描くことが、ここまで上質な人間ドラマを生み出した。「孤独のグルメ」の黄金コンビが贈る、極上のエッセイ風コミック。
熱したアイロンを布地に当てれば、熱さは裏側に伝わる。もし服地に霧を吹けば温度はより下がり、肩など丸みのある箇所も裏から手で直接支えられるのでは?ロゲルギスト少年のその推論は大きくはずれた。あやうく参事になりかねない出来事を通し、高熱水蒸気の威力をまさに肌で学習した「しみ抜きとアイロンかけ」。ほかに、魚が銀色に輝く仕組み、コマが首振りから起ちあがり直立する過程の力学、サーフィンの話題から消波・発電のアイデアなどなど。実験をまじえながら常識的な予想を小気味よく履していく。楽しみながら議論が深まっていく科学エッセイ。
片寄ったものの見方を「色眼鏡で見る」という。カメラや望遠鏡は当然、形や色の歪みを極力避ける。しかしヘルムホルツがバイオリンの弦の振動のようすを可視化した光学器械は、振幅方向のみ、つまり歪みを強調する振動顕微鏡だった。ときに色眼鏡をかけ物を処理するのも大人の力量という含蓄のエッセイ「心眼を肉眼に」。ほかに、どう考えても不思議なエッシャーのだまし絵の謎とき。蚊取線香にクリップを留めるとそこで火が止まる。そのクリップの大きさは?などなど。初級者には多様な話題のおもしろさが、上級者には噛むほどに伝わってくる味わい深さが魅力の科学エッセイ。
ことわざを通して、その国の暮らしと文化が見えてくる。中国の日々の暮らしのなかで使われることわざを取り上げ、言葉の成り立ちや用い方を紹介するとともに、ことわざに寄せる人々の思いを描き出す。
宇宙からあなたに届くメッセージ、サイレント・コーリングー。新たな人生の扉がここにある。
演歌、歌謡曲界をリードしてきた八代亜紀の、デビュー40周年を記念した6枚組アルバム。数々のヒット曲はもちろん、ジャズやJ-POPのカヴァーまでの幅広い楽曲を、ハスキーな“八代節”で聴かせてくれる。
デビューから20年にわたる活動のなかで生まれた“ボサ・ノヴァのクラシック”ともいえる代表曲の数々を、レーベルを越えて厳選収録した究極のベスト盤。ファンはもちろん、ボサ・ノヴァ初心者でも間違いなく楽しめる内容だ。
かつてあなたは願いを抱いて、この世界に生まれてきた。そして今、人生の目的地へ。
こちらのタイトルは発売が延期となりました。
【変更前】 3月23日発売
【変更後】 3月30日発売
この本では、北海道の気になる疑問、不思議のあれこれを厳選メニューで取りそろえた。「ラーメン」の生みの親は?月光仮面の像はなぜ函館にあるの?そんなカジュアルな設問から重たい設問まで106の項目を並べ、題材の多くを歴史上の事柄に求め、いくら歴史書を読みこんでもわからないことにも応えている。北海道人も知らない、北海道のなぞ、不思議が一挙に解消されること間違いなしの一冊。
国際都市、古都、城下町から山々、海辺を歩く・見る。多彩な魅力あふれる“神奈川”ワールド。