高層ビルが林立する新宿西口に、淀橋浄水場の名残がある?幕末史の要所が集まる田町界隈に、古墳が存在していた!東京の都心をぐるり一周する山手線の各駅には、街づくりの由縁となった史跡がいっぱい。そんな「普段よく乗っているのに知らなかった」山手線の沿線をとりあげた、一歩深い知識を補うおさんぽの副読本。これを読んでから散策を楽しめば、「へえ」「なるほど」と頷いてしまう面白さに出会えるはず!
古地図や住宅地図、火保地図、商店街地図など30点余りの貴重な地図を使って、明治・大正・昭和から現在までの銀座をたどった地図と読み物の本。居住者名、店舗名がくっきりわかる「明治35年地図」や「昭和27年地図」など。銀座の食い物屋や老舗、喫茶店、バー、キャバレーまで、荷風、小津など文人たちの回想する店はどこにあったのか。
秩父札所巡りはいいことずくめ。運動嫌いでも大丈夫!頑張りすぎない秩父三十四観音巡り。ステキな道草だらけの秩父巡礼コミックエッセイ。
モダニズム移行期の巨匠として広く認められながらも、そのような歴史理解をはるかに逸脱した謎でありつづけるアドルフ・ロースの主著、初の全訳。都市・建築のみならず家具、工芸品、ファッション、音楽、料理、テーブルマナーにいたるまでー20世紀初頭のウィーンで盟友カール・クラウスとともに論陣を張ったスキャンダラスな毒舌家による同時代「スペクタル社会」批判が展開する。近代建築宣言の先駆として名高い「装飾と犯罪」ほか全31篇(本邦初訳14篇)。
廃線跡から地形の変遷、戦争の爪痕、自然災害など、地図に刻まれた名古屋の歴史秘話を紹介。新旧の地図を頼りにまち探索に出かけよう!
立藩350年記念出版。現在から江戸時代の八戸にタイムトラベル。「デーリー東北」連載の「八戸藩領をあるく」「南部の歴史ー東京散歩」を全収録。八戸藩の政治史から庶民の文化・暮らしまでを網羅。写真と共に郷土の歩みを紐解く新時代の歴史書。深い歴史調査が可能になる詳しい出典付き。
ゆっくり子どもとさんぽしたいなぁ。それなら絵本で“さんぽ”しませんか?長新太と岸田衿子が初めて赤ちゃんに向けてかいた記念すべき絵本を今、ふたたび。
明治期に欧米から入ってきた「銅像」文化は日本人に合っていたらしく、日本風にアレンジされて各地に次々に建てられていった。明治期後半には偉人の像、昭和初期には全国の小学校に二宮金次郎像、近年はアニメのキャラクター像なども立ち、第三次ブームと呼べるほど増え続けている。それぞれの銅像の背負っているものを掘り下げていくと、日本の近現代史が見えてくる。