ある日とつぜん、パウルは空を飛べるようになった。この能力を、いったい何に使ったらいいのだろうか…いろいろ考えてたどりついた結論は?小学中級から。
300点のカラー写真で案内する、季節の花の旅。身近な花の風景を発見する楽しみ。かくれた花の名所・見ごろガイド。
女は仕事が総てではない。きょう1日を生きた、という手応えを、愛においても、仕事においても、生活においても欲しいのである-。心に残る人と旅の思い出、美とのふれ合い、趣味の楽しみ。著者が生れ育った下町の暮しと、移りゆく世相への哀惜をこめて綴る63編。芝木文学の素顔を伝える名随筆集。
母娘ふたりだけの穏やかな暮らし、結婚に憧れつづけた日々、突然の母の死-。現実と夢のはざまに揺らめく想いを綴る。
自分の土地の言葉が生き生き使われているところにこそ、本物の文化が育っている。第41回読売文学賞受賞作家の最新「日本語」エッセイ。
嵯峨野から仙台・石巻へ伝統に培われた歴史の道。
この写真集は、地上を歩いただけではうかがい知れない、そんな「時」と「空間」をふんだんに盛り込んだ点でユニークである。世界有数のリゾート地であるハワイを一面的にとらえるのでなく、戦略的な軍事要衝として、また時には古代ポリネシア人の渡来遺跡としてのハワイを紹介しながら、一方で人間の侵入をかたくなに拒み続ける峻厳な自然の素顔をキャロンのカメラは余すところなく描いている。