京都・紫野の地に立つ大徳寺。花園上皇、後醍醐天皇、大燈国師、一休宗純、小堀遠州と縁深い臨済宗大本山の山内にある、二十余の塔頭をめぐる歴史散策(第1部)全国四万余の八幡神社の故郷・宇佐八幡の杜をたずねて古代に思いを馳せ、福沢諭吉が生まれた海に臨む城下町・中津を歩く(第2部)。
中国を舞台にした数々の傑作を書き続ける作家が贈る待望のこぼれ話集。庫出しエッセイ最新便。
都図絵に描かれた障害者から近代の障害者教育まで、実践家と研究者が共同でつくりあげた京都の障害者史入門。
東京は新宿、人形町から、大好きなニューヨークのグリニッチヴィレッジまで。いろんな店をひやかしながら街をブラつき、洋書をどっさり買い込んではコーヒーで一服。散歩の達人が街歩きの極意を伝授。
大都会名古屋の知られざる歴史秘話を満載。伝説と逸話でつづる決定版名古屋意外史。
「花散歩」してみませんか。東京近郊の花にゆかりのミュージアムを日本の自然と人の暮らしをいつくしむ著者が心をこめてご案内します。
気軽に出かけよう特選17コース。歩いてみたい。見てみたい。実用ハイキング徹底ガイド。
“歩く”というからだの自然なリズムを筆にうつし家族の日常の不思議と夢のリアリズムを描く山本昌代・待望の中篇小説。
急速に増えることを〈ねずみ算式に増える〉という。吉田光由の『塵劫記』(一六二七年刊)に、このねずみ算がすでに出ている。からす算・百五減算・花売り算・門松算・百鶏算・堆積算・振り分け算…。江戸時代の代表的な和算書から75問を精選し、パズル風に解説。「初級編」は小学生、「中級編」は中学生、「上級編」は高校生レベルとして構成した。さらに随所に、代数的な補足を挿入し、理解の便をはかった。頭のトレーニングにぜひどうぞ。
山梨に生まれた偉大にして異色な文学者たちの評伝。毎日新聞県内版に好評連載の山梨文学ガイド。
明治以降の近代文学の作品の中に、東京の食べものの店はさまざまな形で登場します。そして作家たちが愛し、作中人物に語らせ、そこを舞台として活躍させた店のかなりの部分は、関東大震災や太平洋戦争を経たいまも老舗として残り、昔の味を伝えています。また戦後に登場した店も、作品に描かれることによって時代の風俗を象徴し、いま老舗の風格をそなえようとしています。小説や詩作品、随筆の名手によって描かれた“東京の味”を、作品の雰囲気とともに心ゆくまで味わってください。
魂の冒険者たちに贈る感動の11篇。試練を越えて輝く“人間の光”-。『サイレント・コーリング』『祈りのみち』『人間の絆』の著者が心をこめて語る人生の神秘と現実。