滞独生活の長い著者が、遺跡と古建築を中心に巡り歩く、ドイツ文化紀行。
読んであげるなら3才から。じぶんで読むなら小学校初級むき。
めったに訪れる者もいないアラビダの僧院にシェイクスピアの血筋を研究するアメリカ人学者マイケル・パドヴィックと妻ヘレンが、パリから到着した。彼らを迎え入れた管理人バルタールは一目で美しいヘレンの虜となって言い寄り、博士には助手の若い女性ピエダーデを近づける。孤島の僧院でひそかに繰り広げられる善と悪の内なる闘い。巨匠オリヴェイラがカンヌ映画祭を感嘆の渦で包んだ同名映画の原作。
東京族の増加で、農村・山村地帯だった多摩地方も大きく変わってゆく…秘められた歴史を克明に追って現代によみがえらせた多摩歴史散歩の決定版。
宿命から使命へ。人はただ無力に虚無に蝕まれるだけの存在ではない。人はただ宿命に支配されるだけの存在ではないー。『天地有情』『天涙』に続いて贈る希望の書。
『インド鷹の道』『チベットの碧』『スールー漂海』に続く、好評「榎木孝明画文集シリーズ」の第4弾。
米国の「アルバカーキ・インターナショナル・バルーン・フィエスタ」-世界最大、延べ160万人もの観客が集い、650機もの熱気球が抜けるような青空に乱舞する。赤、黄、緑…色とりどりのバルーンを忠実に再現する高感度フィルム。いやが上にも募る臨場感。
海上に築かれた奇蹟の都市。地中海文明をリードした都市ヴェネツィアの華麗な美と魅惑の歴史。現地のジャーナリストが日本人のために書き下ろした、本格的ヴェネツィア案内。特別掲載(Bell’Itaria誌特約)ドゥカーレ宮殿豪華細密イラスト。
植物と町をめぐる最新エッセイ集。