生まれた県名や、いま住んでいる土地の名前の由来を知っていますか。それぞれの地名には、さまざまないわれがあり、歴史がつまっています。本書では、ちょっとした“さんぽ”の途中にであった町の話題、忘れられていた顔を紹介しました。
アイヌ語と古代朝鮮語の関係に視点をおいた日本古地名散歩。多民族国家、日本の原形を探る。
一線記者がいざなうみちのく文学。河北新報に好評連載「ふるさと文学散歩」の出版化。紙面掲載のうち63編を収録。扉の向こうに、東北人の魂の原風景が見えてくる。太宰治、石川啄本、宮沢賢治、斎藤茂吉、高村光太郎…。東北の豊かな風土が生んだ名作の舞台を訪ねて作品の背景にふれ、東北のあらゆる時代を見渡す。
「夫婦で」「一人で」「グループで」思いたったらすぐ行けて、満ち足りたひとときが得られる吟味された場所と店。東京の底力再発見。納得の97スポットを厳選。
就職浪人からヤケ気味に司法試験を目指す受験生となった加納真弓は、ひょんなことから窓際族の父、片思いの相手の新聞記者・金田一とともに事件に巻き込まれることにー。真弓の友人で老舗和菓子店の跡取り娘・加奈の恋人の死、そして、不倫相手の子を身籠ったまま殺害されたツアーコンダクター、ふたつの事件を結ぶ謎を解くため、真弓たちは刑事顔負けの推理力と行動力を発揮するのだがー。
ブルックリン橋を造ったジョン・ローブリング、江戸末期に日本にやってきたタウンゼント・ハリス、そして「日本学の世界的な研究者である」ドナルド・キーン…。マンハッタンの片隅でこの街の歴史を辿り、ブルックリンの街角で海を越え日本と関わった人々を思う。シリーズ唯一のアメリカ紀行。
春夏秋冬それぞれの季節にそれぞれの華やぎを見せる古都の名庭。四季の花を通して名庭を観賞する。
「今日は何処へ行こうかな…?」好評、池波正太郎の味散歩第二弾!洗練された懐石料理からステーキ、おでん、ぜんざい、マティーニまで、関西のおいしい店31軒。
幕末、維新を前に熱く語り合う若き志士がいた。いま、21世紀を前に熱く語り合う「現代の若き志士たち」は、どうすれば新時代の扉を開け放つことができるのか。-明治維新の志士をはじめ先人の生き様を手本に熱く説き明かす、高橋佳子渾身の430頁。
生活と文化がわかる。人びとの素顔が見えてくる。待望のスペイン文化入門!バスク地方からトレド、グラナダ、セビーリャ、マリョルカ島まで、重層的で多様な顔を持つスペインの都市と地域の実像を、学際的な視点から描く。全編書き下ろしの本格的なスペイン文化入門。収録図版多数。
屁、月極、未亡人、千秋楽、慰安婦…漢語(中国製漢語・日本製漢語・現代中国語)の世界を、時には道草も食いながら気ままに歩き、出会った言葉についてあれこれ考える-。漢語の面白い表現や興味深い言葉を拾いあげ、その成り立ちや歴史的意味などにもふれる楽しくて、役立つ本。
「歴史は日々の暮らしの積み重ね」という著者が披露するまずは、とっておきの平安時代の現代とをむすぶエピソードの数々。