珊瑚礁の海辺を舞台に語り継がれた不思議な伝説、世界遺産の壮大な遺跡、祈りの文化が今も宿る風景ー史実と神話が織り交ざる島の歴史の跡を訪ねる旅へ。創世神話から琉球王朝の崩壊まで知られざる歴史の跡を写真で辿る。
興正寺は軍事要塞?日本で唯一の「霊柩電車」?センバツ第一回は八事で開かれた?あまり知られていない歴史を紐解くと、名古屋の意外な側面が見えてくるー。八事・杁中を通して見えてくる名古屋の歴史。
門司港駅や小倉城から街角の小さなお堂まで…。門司区と小倉北・南区を58のエリアに分け、各地の史跡を丹念に紹介。普段歩いている路地、いつも渡る川、何気なく眺めているあの山にも…。少し足をとめると、豊かな歴史の痕跡が見えてくる。
人は、出会いによって道を見出し、道は、導きによって開かれる。弘法大師御誕生千二百五十年に向けて空海の名言2180句に、解説と法話を付けた記念全集第5巻。
古地図や住宅地図、火保地図、商店街地図など30点余りの貴重な地図を使って、明治・大正・昭和から現在までの銀座をたどった地図と読み物の本。居住者名、店舗名がくっきりわかる「明治35年地図」や「昭和27年地図」など。銀座の食い物屋や老舗、喫茶店、バー、キャバレーまで、荷風、小津など文人たちの回想する店はどこにあったのか。
明治・大正・昭和東京再発見の60コースを紹介。
『下流社会』『第四の消費』などで出色の時代分析を提示してきた三浦展が、肩の力をぬいて綴ったエッセイ集。第一部は、これだけ読めば大学卒業!?とばかりに盛沢山の「都市」と「社会」に関わるブックガイド。第二部は、ブラック企業・アキバ事件・震災について語るコラム。小学時代にまでさかのぼり、大学受験、就職、消費社会研究家として独立するまでを語る半自伝的文章を収録。
古地図をひもとき、小さな痕跡を丹念に拾う。ただの交差点の、積み重なった歴史の長さが見えてくる。
晩年、孤独を強いられたルソーが、日々の散歩のなかで浮かび上がる想念や印象をもとに、自らの生涯を省みながら自己との対話を綴った10の“哲学エッセイ”。「思索」ではなく、「夢想」に身をゆだねたその真意は?他作品との繋がりにも言及した中山元氏による詳細な解説が付く。
明治20年頃の尾張・三河の商店を紹介した銅版画の絵図『尾陽商工便覧』『参陽商工便覧』を読み解き、文明開化をへて発展途上のこれら地方都市の姿を探る。
日経新聞「プロムナード」全25回ほかを収録。『数学の贈り物』から3年半、著者に訪れた大きな変化の感覚が息づくエッセイ集。