ローマほど心躍る街はない!おなじみのコロッセオやフォロ・ロマーノ、カラカッラ浴場に加え、世紀を超えた発掘によって次々に出土する新たな遺構ー。古代ローマ文化が息づく歴史都市は新発見の驚異にも満ち溢れている。最新の考古学・歴史学の知見を盛り込んだ待望の改訂版。
古くからある町と、新しく始めた店。懐かしくて新しい、東京の新スポット「谷根千」。個人による手作りのお店、古い建物を利用したお店など、独自の「スタイル」と「物語」を持つ小さなお店をていねいに紹介。
歩くのは脚でだが眼も頭も散歩する。散歩は発見の母・雑学知識の素。池内式散歩術による好奇心散歩エッセイ。
建築・アート・映画・小説でめぐる、通な人しか知らないパリのアドレス。パサージュ、古代遺跡、名作住宅、地元の人が行く公園、芸術家たちが集ったカフェ、文豪が住んだ家…。パリかぶれのあなたに捧ぐ、ディープなパリ案内。
約50年前に消えた「太閤町割り」ゆかりの町名。山笠とともに今なお息づく旧町の歴史と風情をたどる。
史跡・文化財の旅のおともに携帯便利な日本史の豆事典。
「馬上の少年は過ぎ、世は平らかにして白髪多し…」天下を夢見て奥羽の地を切り従え、豊臣秀吉や徳川家康らと渡り合った伊達政宗は、後世「独眼竜」の名で世に知られた。野心を秘めたその隻眼は、常に「天下」を見すえていた。いくたびの危難を機略で切りぬけ、仙台藩六十二万石の初代藩主として泰平の世を迎えた政宗の晩年は、花鳥風月を友とし、深い教養と豊かな趣味に生きる風雅の人であった。戦国乱世の終わりに登場した稀代の風雲児の波瀾に満ちた七十年の生涯とその人間味あふれる素顔をはじめ、政宗をめぐる謎解きの旅!
ローマ、フィレンツェと各都市に見どころが満載のイタリア。そんな観光名所にも、実は今まで知らなかった意外なエピソードが隠されている。本書は、イタリアの歴史や地理、文化にまつわる謎と不思議を集めた“ありそうでなかった”一冊。ポケットに忍ばせて旅の友にするもよし、読んで現地に思いを馳せるもよし。あなたが知らなかった「イタリア」の姿が見えてくる!
新聞・雑誌・官報などに著者が書いた文章を、一冊に編集しなおしたエッセイ集。「子ども」「人間関係」「人生」「本」「音楽」「文化・社会」等々、テーマ別に、より道したり、わき道に入ったり、あちこち道草をかさねながら、著者と共にひとときの思索の散歩を楽しみたい方にぜひお薦めしたい。
横浜の洋館は山の上と下ではまるで性質が違う。山手には瀟洒な住宅が連なり山下の港周りにはたくさんの官公庁や銀行の重厚なビル。そして山の上にも下にも清楚な教会が何軒も。港町らしい人肌の温もりに満ちたそんなすべての建物を自分の目と足で訪ねたい。
妖しいまでに艶やかに、そして燃え上がるまでに美しい古都のもみじ。カエデの鮮やかな紅と黄金色の銀杏の煌めき。千年の都は、よりいっそう幻想的な美しさをかもし出す。写真家・水野克比古がとらえた京都のもみじ風景の数々を収録した一冊。