禅の思想を根本に置き、茶道とともに発達してきた懐石という料理には、私たちが自信を持って、世界の人々に伝えるべき日本の伝統的な文化が凝縮されています。長い時の流れの中で、茶人の、たゆみない努力と智恵のおかげで洗練をきわめた懐石の心と実際を会得して、やがて来る新しい世紀にふさわしい、本当の日本人、そして国際人となっていただきたい…そう願う一念をこの一巻に込めて、編みました。
本書は東北・北海道地方の郷土料理の中から代表的なもの265種を選んで記載されている。本書の特徴は、記載されているすべての料理の由来や地域との関わり、素材な料理の呼び名などが詳しく解説されていることである。視点を変えてみれば、郷土料理に関する物語性の濃い、楽しい読み物ともいえる。食文化的見地からいっても高く評価される書物である。
フランス料理の錬金術師、井上旭の全仕事。日本のフランス料理界を名実ともに担う、超個性派シェフの料理とその哲学。
サーヴィスの演出(オードヴル7品、魚料理11品、肉料理12品、お客の前で調理し、仕上げるもの5品、デザート6品)を中心に、基本のテーブル・セッティング、サーヴィス専用器具、メニューの渡し方〜注文のとり方から、チーズやワインのサーヴィスまで、きめこまかなサーヴィスのテクニックをプロセス写真で紹介。