郷土食は、同じ風土に生きる自然の実りを享受する人間の知恵によって生み出され、育まれ、伝えられてきた食ベ物です。幼い頃から食べなれた心と体になじみの深い、一生忘れられない味と香りです。大阪府は全国で最も面積の狭いことろですが、海、山、平野に産する四季の食材には最も恵まれています。先祖の生みだした、当たり前のものとして食べられていた日常食を中心に土地の方々に手作りしていただきご紹介いたします。命を養い、心身の健康を促すべき食の原点と家族の心のつながりの原点を見直し、家族の食べ物作りに責任と自信をもち、心をこめて精だした昔の女達の心意気と、ものの命を大切にする心を伝えたいと思います。
食生活にうるおいと豊かさを求める京都人の食に対する厳しい姿勢と京を代表する旬の味「おばんざい」を紹介し、「本物」の家庭料理の味を世代に伝えたいという願いをこめた伝承料理書。
本書は、信託業務に携わる実務家が基本的な理論と実務について参考書として利用できるようにするために、信託法一般に関する基本的な理論を信託業務と関連して著者なりに体系的にまとめたものである。
手軽でヘルシー。調理も味付けも自由自在。『豆腐』の魅力をあますところなく解明する料理技術書。
宮廷料理と庶民の味と華北地方の名菜を現地取材!王都北京の豪華繊細な味を一挙全公開。
山椒のしびれる「麻」と唐辛子の「辣」の味を現地取材!四川独特のしびれる味と繊細な味を全公開。
食材選びから包丁さばきまで一流厨師の技を現地取材!中国料理の基本情報を一挙全公開。
19歳でイタリアへ渡り、シェフとなった著者が、永年積み重ねてきた経験、知識を披露。
本書では、いわゆる「中国野菜」として特別に扱われるものではなく、日本のどこにでもある、「当たり前の野菜」を中心に取り上げる。日本で身近な野菜は、中国でも同じように身近であり、家庭料理でも宴席料理でも欠かせない存在だからである。野菜は、数ある素材の中でも、季節感や地方性を表現できる便利な素材。これを、北方料理に造詣の深い山本豊さん、四川料理の久田大吉さん、上海料理の脇屋友詞さん、広東料理の譚彦彬さんが、それぞれの分野の伝統料理や有名料理をベースに、どのように野菜の個性を生かすのか、そのテクニックや考え方を比較してみると、中国における食思想や、各地方の食の嗜好なども分かってくるだろう。
弁当は本来、家の外に携行する食べものでありましたが、時代を経て、料理店でつくらせた弁当や料理を家で食べるという仕出しが加わるようになりました。そして、近年、店内で供するという形式が定着し、お客様はコンパクトに日本料理を楽しむことができるようになりました。「末木」は大正八年、仕出し専門店として創業しました。ですから、店を構えて、懐石、会席料理を提供するようになってからも、弁当はメニューのひとつの軸となっています。本書で御紹介する弁当は、店内や仕出しで実際に提供しているものです。手頃な価格で提供できるように、珍味類や高級素材を使わず、地元の素材を生かして、ご馳走感を与えるように工夫し、ごくオーソドックスに仕上げています。
最近は定番タイプの器ではなく、ちょっと食卓に新風を吹き込んでくれるような個性的な器たちが、今、改めて注目されています。隙のない端整なイメージの白磁や青磁に味わいのあるゆがみがあったり、あるいは豪快な造形美を表現していたり。プリミティブで素朴な土物が、繊細でモダンな表情を見せていたり。シンプルでありながら、どこかユーモラスな色や形をしていたり。いってみれば、ちょっと一筋縄ではいかない型破りな器たち。本書は、こうした器をつくり出す先駆者となった、現代の日本を代表する人気の陶芸家、漆芸家の器に、これまた日本料理、イタリア料理、中国料理、それぞれの第一線で活躍する料理人が、挑みます。
本書では、京王プラザホテルのメインダイニング「アンブローシア」で実際に評判の高かった料理を中心に、「味の12カ月」として月替わりで48品紹介。1品につき4ページを使い、迫力ある料理写真と作り方で構成する。
大根の無限の魅力。その新たな可能性を引き出す百十一品。
基本の味を重視したきちんとしたレシピ。四季折々の素朴な家庭料理、繊細で雅な宮廷料理など、朝鮮半島の人々が育んできた伝統の味を紹介。