この本の目的は応用数学の研究成果から、材料力学に対して有用な手法を集めることである。逆問題への入門として、数学的考察を行う前に、まず物理学的および実験的見地を強調する。境界上の力学的な作用、または物理現象の利用(例えば、温度場、重力場など)によって得られる情報を用いて、ブラックボックスと考えられる力学系をいかにして解き明かすかを示す。様々な状況に適する様々な理論的方法を章ごとに説明する。
鮮(シェン)とは、鹹・甜・酸・辣・苦の五味(味の五要素)を超えた旨みの表現。本書は、誰にでも作りやすく、親しみやすい料理120余品を選び、その旨みを作り出すコツを、わかりやすく解説。
本書は、初等材料力学の基本の考え方を平易に解説しながら、やや高度な内容については、プログラムによる数値計算結果を用いてその特徴を理解できるように解説した。
機械系基礎工学は現代の科学・技術を支える力学を中心とした工学分野の中核である。近年、物理学、材料科学、エレクトロニクスなどの成果をもふまえて面目を一新しつつある。本シリーズはこの新しい姿を簡潔にまとめた。基本を十分説明しつつ最新の成果におよぶとの方針で編集されており、機械系を中心とした大学・高専の工学系学生のテキスト、さらには自然科学系一般、関心のある文科系の学生・社会人の平易かつ最適なソースブックとして奨めたい。
1996年、ハーヴァード大学医学部教授ヘンリー・ビーチャーによる告発がすべての始まりだった。彼は被験者を危険にさらした人体実験22件の実態をあばいたのである。臓器移植や延命治療など限りなく進歩する医療技術のもとで、最終的な意思決定をするのは、医師か、患者か、それとも、政治家や法律家など第三者か。ジョンズ・ポプキンス病院事件やカレン事件など、全米を揺るがした数々の医療事件を通して、新しい医療倫理が確立されてゆく歴史を明らかにする。これからの医療と生命倫理を考えるための必読の書として、大きな論議を呼んだ医学ノンフィクション。
材料力学は、機械系学科はもとより、ものつくりに関連する工学のかなり広い分野にわたって重要な基礎科目の1つである。この材料力学は実際に多くの問題を解くことによって、その本質を理解し、有用な学問となる。本書は、必要知識・事項については、各章前半部分において本書のみで十分理解できるよう記述している。続いて精選された演習問題を可能な限り網羅し、解答は図表を多用し詳細に説明している。それにより、より深く材料力学、材料力学的方法論のマスターが可能となるよう意図している。また、機械系大学院に進む読者のために、最近の幾つかの入試問題を取り上げている。
本書では、これまで受け継がれてきた魚介料理に加えて、新しい技術と工夫を盛り込んだ創作魚介料理を多数収録した。
食品・料理関係者を対象にした、料理用語の仏和事典。1980年以来の改訂版。食に関するフランス語とフランスで使われている外国語約5500語を収録する。カタカナ読みと語義、関連語を記載。巻末付録としてフランス語の献立の読み方、肉の部位図解を掲載する。約2200語の和仏索引を付す。-ガストロノミ(食の芸術)の世界を広げる仏和料理辞典。