おいしいものにはそれなりの理由があります。分量や手順も大切ですが、それだけに気をとられてはいけない。理由といっても、実はそうむずかしくないんです。ちょっとしたタイミングやポイントに気をつけるだけで、ぐんと料理がおいしくなる。もっと素早くつくれたりする。一般の人にもプロの料理人にも同じように大切なこと。それが、本書のイタリア料理の「お約束」です。
朝食は、誰にとっても、一日のエネルギーの源だ。しかし、世界各国、実にさまざまな朝食がある。パンか御飯か麺か、それともーそして、みな、それぞれに理由がある。カメラマン、料理研究家として世界中を彷徨した著者は、世界各国のホテルで、街の食堂で、あるいは砂漠のテントで、その国の朝食を食べた。そこで、何を感じたかー。本書は朝食紀行の決定版ー朝食の世界は深い。
料理のいちばんの決め手は、味つけ。でも、これがいちばんややこしくてよくわからないという人は少なくないはず。だから料理はむずかしいものと考えて、なかなか料理をしないという人が多いのではないでしょうか。そこで、本書では、そんな人でも計量スプーンで簡単に味つけできるレシピを紹介します。
イタリア料理といえばご存じパスタにピッツァ。それじゃあポルケッタにポレンタ、チッチョリは!?四季折々、地方ごとに高い独自性をもつイタリア料理。毎日を幸せにしてくれるイタリア流生活レシピ満載のエッセイ。四百を超える料理・素材から解きあかす、もっと美味しいイタリア。
レシピをより深く調べていくうちに、さまざまな歴史、背景にもめぐり合う。歴史は実におもしろく、さらに本を調べるという毎日だった。ここでは、そんなエピソードも交えてレシピを紹介する。
料理では調味料と薬味が大切な役割を果たします。韓国料理の場合はとうがらしみそのコチュジャン、しょうゆ、そしてとうがらし、にんにく、ごま油などが基本となるもの。この本では、これらを上手に組み合わせ、おいしさの決め手の複合調味料、たれとしてご紹介します。そう、このたれさえあれば、驚くほどたくさんの韓国料理が、手早く、おいしくできます。
みそづくりは意外に簡単!大豆、麹、塩があればできる。世の中でいちばんおいしい「手前みそ」をあなたもつくってみよう。『サザエさん』でおなじみのマスオさんが指南。
現在、保存食品といえば「非常食」といったイメージが強い。しかし、ふだん私たちが口にしているチーズやソーセージ、缶詰などももともとは伝統的な保存食品だった。それらは先駆者たちの苦闘により開発され、人類の発展に寄与してきた。食糧の保存と貯蔵こそ文明の源だった。先史時代から現代まで、保存食品開発の歴史を追う。
全部、大事なことばかり。カツ代さんならではの知恵がいっぱい。今日からすぐにおいしく作れる画期的な本!ここをちょっとこうすれば、素晴らしくアカ抜けた味になったり、どうしてこんなにおいしくなるの?という仕上がりになったりする、そんなコツだけをびっちり200紹介。
本書は、食品交換表をもとに、1日のエネルギーが過不足なくとれるように、具体的な料理どうしを交換できる形式にしたものである。
作品に出てくる料理から、事件の背景、主人公の性格やライフスタイルなどを探る異色のミステリーガイド。探偵が厨房で腕をふるう一皿、誘拐犯の一味が子どもにふるまうあたたかい飲み物、ときには料理が事件解決の伏線にも。「食」を通してミステリーの新しい魅力を発見する。実際に作って味わえる想像再現レシピも収載。
なぜ、この精進料理には心が洗われるのだろう。旬の素材、器、盛りつけ、部屋のしつらえ、おもてなし…「ほんまもん」の庵主さんが、80年の人生から学んだ思いのすべてを語る。
北海道から沖縄まで旅する間に色々な気候風土、そしてその土地土地の人々、さまざまな食べ物とその取り組みに出会うことができました。土を通じてまた食べ物を通じて出会った人々や食べ物、お酒の一部をお話します。
料理の腕がメキメキ上がる!まさか、こんな方法があったなんて!?びっくりアイデア満載の「魔法のレシピ」集。
昭和三十九年に、天皇の料理番として有名な秋山徳蔵の面接を経て宮内庁大膳課に勤め、昭和天皇の崩御の後退官するまで、四半世紀にわたる和食担当者としての思いでを綴ったものが本書です。私たちには窺い知れない、宮中儀式や行事はもちろん、昭和天皇の日常の食事のご様子やお好みの食品などが抑えた筆致で描かれています。
ゼリー20秒、マフィン40秒、プリン1分、なんと、スポンジは5分!村上流なら絶対うまくいく前代未聞のお菓子レシピ59。
明治から平成まで、“日本のごはん”は何に翻弄されてきたのか?「きょうの料理」「ビストロSMAP」「カリスマ料理研究家」「粗食ブーム」「カフェめし」等々、古今のメディアとブームを俎上にのせて読みとく!「今夜のおかず」の悩める百年。