ひと皿に料理人のすべてがあらわれるように、日本の食文化の成熟を担ったベテランシェフたちのひと言には、「ほんものの味」を生み出してきた、その過程がぎゅっと詰まっている。料理の世界で生きてきた25人のインタビュー集。
想いびとである小松原と添う道か、料理人として生きる道か…澪は、決して交わることのない道の上で悩み苦しんでいた。「つる家」で料理を旨そうに頬張るお客や、料理をつくり、供する自身の姿を思い浮かべる澪。天空に浮かぶ心星を見つめる澪の心には、決して譲れない辿り着きたい道が、はっきりと見えていた。そして澪は、自身の揺るがない決意を小松原に伝えることにー(第一話「冬の雲雀」)。その他、表題作「夏天の虹」を含む全四篇。大好評「みをつくし料理帖」シリーズ、“悲涙”の第七弾。
日本橋は木原店にある一膳板屋「塩梅屋」では、主の季蔵とおき玖と三吉の三人が、雛菓子である“花まんじゅう”造りに取り組んでいた。この奥州の綺麗で美味しいおまんじゅうは、季蔵が煮豆売りの吉次に教わったものだった。そんな折、弱い者に施すために盗っ人を働く“お助け小僧”によるお宝泥棒が、またもや起きた。季蔵も探索に加わったが…(「煮豆売り吉次」より)。季蔵が旅に出る、大ベストセラーシリーズ、第十五弾。悪を挫き、市井の人びとのささやかな幸せを守るためにー。
日本料理の楽しみ方の一つに、目で楽しむという事柄があります。本書では、「新宿割烹中嶋」の料理長である著者によるおいしさの増す盛り付けのワザとテクニック、そして盛り付け例と料理レシピを小鉢料理からお造り、焼き物、揚げ物、蒸し物、炊き合わせ、汁物、ご飯物、香の物、お口直し、お弁当と紹介しています。
日常食、行事食に欠かせない伝統野菜サトイモの安定栽培技術、貯蔵、種芋生産、手づくり加工・料理までを1冊に。
テレビ東京系料理番組『男子ごはん』のレシピ集、シリーズ第4弾。絶品料理を“楽しく、簡単に”作るためのポイント満載。“食べることの喜び”を実感できる、充実のラインナップ。
スパゲッティ、フィンガーフード、ドルチェ。くり返し作りたい定番メニューだけ92品。人気シェフのコツと技があなたにも身につきます。
ワイン・ビール・焼酎・日本酒・ウイスキーでできる家呑みカクテル。
びっくりするほど簡単!特別な道具も型もいりません。ジャムさえあれば!ジュース、アイスクリーム、スープやおしるこ風デザート、クッキー、ピロシキetc.ドリンク&お菓子がこんなに作れます。
マンガだから楽しく学べる。本当にわかりやすい。財務諸表って?キャッシュフローって?赤字・黒字って?減価償却って?…会社の数字、会社のお金のしくみがよくわかる。
長年、家で作り続けているおやつやパン、新しい発想で、お客さまをもてなすしゃれたデザート。家庭でできる簡単なレシピで、基本からていねいに。いつもの生活にプラスするだけで、気持ちが変わる一冊。
インドの家庭を50軒以上訪問して習い、20年間のインド料理教室で培ったコツとポイントをカバーしたインド家庭料理入門の決定版。
100の「おいしいコツ」でだれでも料理が上手くなる。
漫画原作者・川富士立夏時代に漫画雑誌「オフィスユー」に四年半にわたって寄稿したエッセイに、長編書き下ろし分を加え、高田郁の素顔に迫る一冊がここに完成。
かつてはセイロンと呼ばれ、紅茶の産地として親しまれているスリランカ。ココナッツや豊富な野菜類に加え、薬効のあるハーブとスパイスを多用するレシピはまさに薬食同源。アーユルヴェーダの知恵が日常に息づいていることを感じさせます。しかも米を主食とし、日本の鰹節とそっくりのモルディブフィッシュを旨味として使うので、日本人にもなじみやすい味わいです。材料さえそろえれば作り方は、煮るだけ、炒めるだけ、あえるだけ、といたってシンプル。インド料理、スパイス料理に精通した著者が、スリランカの本場の味を、日本でもおいしく再現できるように研究した日本初のレシピ本です。