日本橋にある塩梅屋の主・季蔵は、米問屋の加嶋屋に「食通である俳諧仲間のために、鯛尽くしの料理を拵えてほしい」と頼みこまれた。数日後、季蔵は先代の忘れ形見で看板娘のおき玖を連れて、加嶋屋の寮に赴き、先付けを出した矢先、五人もの浪人に押し入られ人質となった。季蔵は命に代えても、おき玖を守ると誓うが…。美味しい料理と人情と名推理が冴えわたる大ベストセラーシリーズ「料理人季蔵捕物控」の第一幕が、ここに完結。
暮らしてわかった素朴で豊かなおいしい食卓。人気のイングリッシュブレックファストから、ご馳走ひと皿盛り「サンデーロースト」、クリスマスの集いの料理まで。
日本料理に華を添える飾り切り「むきもの」。日本特有の美しい技術、基本を中心にした50点の事例を英語訳付きで詳しく解説します。
社会を変える食の力、地方を蘇らせる食の力ー日本は食材だけじゃない、人材の宝庫だ!辻調グループ代表が、日本を旅して見つけた食の先駆者たちの姿。
1食の塩分2g以下なのに、舌がよろこぶ濃い味を実現!コク旨なのに、ちゃんとヘルシー。1食の献立は500kcal未満!メインは内臓や骨格筋など、からだ作りに欠かせないたんぱく質(肉、魚、卵、豆など)に。副菜と汁物でビタミン、ミネラル、抗酸化力の高い野菜を十分に摂る!
テレビや雑誌などでレシピを紹介し、家庭の食卓をリードしてきた料理研究家たち。彼女・彼らの歴史は、そのまま日本人の暮らしの現代史である。その革命的時短料理で「働く女性の味方」となった小林カツ代、多彩なレシピで「主婦のカリスマ」となった栗原はるみ、さらに土井勝、辰巳芳子、高山なおみ…。百花繚乱の料理研究家を分析すれば、家庭料理や女性の生き方の変遷が見えてくる。本邦初の料理研究家論。
新しい街並みと江戸時代から続く旧い文化が、絶妙なバランスで息づいている日本橋。新しいビルや施設が次々とオープンし、創業数百年という老舗がさまざまな試みに挑んでいる。いま“おとなの好奇心”を最も刺激する街、日本橋の美味しくて楽しい魅力を1冊にまとめました。
サルサ、タコスからモレ、チレス・エン・ノガーダまで。現地の食材や飲み物事典。マヤ文明からの調理器具、食器。食にまつわる多彩な行事や祭り。市場や屋台などの食習慣。各地方の多種多様な食事情。レシピ本としての役割だけでなく、現地の風土や文化に触れ、さらにオーダーや食材の購入に活用できるよう、地域の解説や用語の意味など数多く盛り込んでいる。
かつて1920年代、日本に本格フランス料理を伝えた伝説のシェフがいた。その人物はスイス人サリー・ワイル。横浜のホテルニューグランドの初代総料理長として腕をふるい、ホテルオークラの小野正吉、東京プリンスホテルの木沢武男、日活ホテルの馬場久…数多くの名だたる料理人を育てあげた。その系譜は今も日本のフランス料理界に脈々と息づいている。ワイルが日本の西洋料理界にもたらした革命を克明にたどり、その情熱の根源に迫った力作!
まったく何ともいいようのないうまさだったー隠れ家レストラン“スビローズ”で供される料理はどれもが絶品ばかり。雇い主ラフラーとともに店の常連となったコステインは、滅多に出ないという「特別料理」に焦がれるようになるが…。エラリイ・クイーンが絶賛した戦慄を呼ぶ表題作をはじめ、アメリカ探偵作家クラブ賞受賞作「パーティーの夜」など、語りの妙と優れた心理描写を堪能できる十篇を収録した傑作短篇集!
100品のレシピを知っているより、10品の料理を完璧に作れるほうが料理の腕は確実に上がる!誰でも家庭でプロの味が作れます。
将軍家斉の御膳を料理する江戸城の台所人、鮎川惣介は、優れた嗅覚の持ち主。家斉に料理の腕を気に入られ、御小座敷に召されることもしばしば。ある日、惣介は、幼なじみの御広敷の添番・片桐隼人から、大奥で起こった不可解な衣装櫃の盗難事件を聞く。下手人に納得がいかない隼人とともに、惣介は事件を調べはじめるが、京からやってきた謎多き料理人・桜井雪之丞が彼らに付き纏い、事件には何やら陰謀めいた臭いが漂いはじめるー。
縄文時代に大陸から伝わって以来、各地に固有の品種や調理法が生まれ、和食に欠かせない食材になったごぼう。そのルーツを神饌や祭り、儀礼に探り、稲作以前の農耕文化の痕跡を浮きぼりにする。
バスレクに!遠足で!園での空き時間に!また、こどもをまとめたい時など、少ない時間ですぐできるネタをぎゅぎゅっと詰め込みました。クイズ、ゲームあそびの一部、ペープサートには、すぐ使えるかわいい型紙付き!