江戸の夏。日本橋は木原店にある一膳飯屋塩梅屋では、アジとイワシの刺身朝餉膳が人気だ。そんな折、馴染み客である廻船問屋の主・五平が、季蔵に出張料理の依頼に訪れた。泉水寺での幽霊画鑑賞と怪談噺の会で七夕膳を出してほしいという。しかし当日、泉水寺で恐るべき事件が起きてー季蔵の料理の腕と推理がますます冴えわたる、二六〇万部突破の大ベストセラーシリーズ、待望の最新刊。書き下ろし。
ワインに合う料理からおせちまで深まる季節の恵みを味わう献立のレッスン。きのこ、ゆず、青菜、栗、根菜などの香りも生かして、おそうざいからおもてなしまで。旬のレシピです!
お腹をすかせたふたりの紳士は、山奥でレストランを見つけます。しかしお店の中に入ると、指示の書かれたメモと扉が続き、なかなか料理にありつけません…。ブラックユーモアあふれる表題作のほか、「どんぐりと山猫」「月夜のでんしんばしら」など有名作品を多数収録!35点以上の楽しい挿絵で、宮沢賢治のふしぎな世界へ。小学校中学年から。
本書では、日々の生活に転がっている「身近な疑問」から考えはじめることで、会計の重要なエッセンスを学んでいきます。いわゆる「会計の入門書」ではありません。細かい財務諸表はひとつも出てきませんし、専門用語もそれほど多くはないので、気を楽にして、ひとつの読み物として読んでみてください。
早指南本『料理春秋』の準備が順調に進むなか、暗い顔をした総髪の客がのどか屋に入ってきた。人気人情本作者の吉岡春宵だ。これまではよかったが、天保の改革が春宵を襲った。人情本などまかりならぬと、百敲の刑を受けた。春宵は筆を折り、身投げの下見で大川端へ…。のどか屋の常連たちが、同じくお咎めを受けて噺家から屋台の蕎麦屋になった元松のことを話して…。
白身魚のカルパッチョ、トマトソースパスタ、ナポリ風ピッツァ、鶏肉のカチャトーラ、貝と野菜のテリーヌ、鴨のオレンジソース、グラタン・ドフィノワ添え、魚の野菜詰めロースト、赤パプリカソース、ロレーヌ風ポテ…。家庭でできるプロの味!代表的な80レシピを厳選。
家庭ですぐ実践できる秘密の料理法。リトルシェフクッキングを主宰する著者がこっそり教えます。
する、つぶす、たたく、おろす、あえる、そして器にー。すり鉢のある豊かな食卓、五感がよろこぶ料理。
献立は主食+2品でOK。素材や調理法ではなく「味から決める」。味が決まったら、食感や味の濃淡も考えてバランスよく!主菜と副菜で味や食感が重ならないように組み合わせるのがコツ。全89品。献立作りに役立つコラム付き。
プロセス写真が豊富でわかりやすい。だから、料理がはじめてでもきちんと作れる!料理界のプロフェッショナルたちがていねいに教えてくれる、おいしく作るコツ。
“思い込み”を外せば、料理はもっと楽しい!30年以上活躍する著者が実践する「かしこい時短テク」。
「ちゃんとした料理」を「作り続ける」ことに疲れてしまったすべての人に。鎌倉で人気「作らない料理教室」主宰のカフェオーナーが教える、「作り続ける料理」からの脱出法。毎日作ることに疲れたすべての人を救う一冊。
日本各地に伝わる150品目を超える郷土料理を地元の人に実際に作って収録したシリーズ。全国47都道府県で現地取材を敢行。きのこ、アケビ、サンマなど秋の味覚の郷土料理を紹介
パチパチと音を立てる熾火、燃え上がる炎、香ばしく焼けた肉の薫り。焚火を起こし、薪や炭を使ってじっくりと肉を焼くアサードは、南米の典型的なグリルの手法だ。本書は、グリル世界チャンピオンによるアサードの指導書である。自作のアサードクロスやグリルプレートを用いたグリル、ダッチオーブンでつくる焼き物、木の幹をくり抜いた中で行う燻製、地面に掘った穴を使う蒸し焼き料理など、野外で楽しむレシピをご紹介。パチパチと音を立てるグリルを囲む夕べには欠かせない一冊だ。さあ、アサードの世界に足を踏み入れよう。そして、めくるめく奥深き世界を堪能しよう。