巻頭特集は「能登半島地震が突きつけた現実」
耐震化率、避難生活での災害関連死、デマ問題、活断層などを総力取材
AERA1月22日号は「能登半島地震」について総力特集。真冬の能登半島を襲った震度7の巨大地震が突きつけた「現実」とはなんなのか、耐震化率、避難生活での災害関連死、デマ問題、活断層などさまざまなテーマで取材しました。地震列島に生きる私たちが日常から備えるために必要な情報を網羅しています。
●巻頭特集:能登半島地震が突きつけた現実
元日に起きた能登半島地震。ビルや住宅が倒壊し、未曽有の被害が拡大しました。その原因の一つにあるのが耐震化の遅れです。この地域の耐震化率は全国平均に比べても低く、高齢化が壁になっています。都道府県別の耐震化率を見ればほかにも進んでいない地域があることがわかります。命を救うための耐震化について、改めて考えてください。避難生活では災害関連死が大きな問題になっています。防ぐためには何に気をつければいいのか、専門家に詳しく取材しました。今回もSNSではデマ情報の拡散がみられました。情報拡散や情報収集の際に何に気をつければいいのか、詳報します。ほかにも、活断層や原発など地震に関わる様々な記事があります。さらには、地震発生翌日に起きた、支援物資を積んだ海保機とJAL機の衝突事故についても何が問題だったのか分析する記事もあります。この巨大地震が突きつけた「現実」について、多角的に考えることができる特集です。
●表紙:田中 圭
表紙を飾る田中圭さんは、俳優として大きな転換点となった作品の続編「おっさんずラブーリターンズー」が放送中です。思い入れも強いこの作品について「付き合いの長いチームでまた仕事ができることは素直に嬉しいです」と語ります。「ほかのどの現場よりもアドリブの量が半端ない」という作品で、撮影時には「常に集中力が求められて何倍も疲れます」と笑います。今作では、関係性が「恋人から家族」に変わるとのこと。俳優同士の「本物の家族のような強くて温かい関係性」が作品につながると胸を張ります。表紙とグラビアの撮影はもちろん蜷川実花。田中さんの芯の強さや思いの強さを投影した写真の数々をぜひ誌面でご覧ください。
●時代を読む:大阪・関西万博の問題山積
大阪湾を埋め立ててつくられた人工島の「夢洲」。この島で開催が予定されている大阪・関西万博には問題が山積しています。地震が起きたときの液状化、避難経路確保の難しさや土壌汚染といったリスク、事業を進めたい人たちの思惑によって底なしに膨れあがるコスト、といった数々の難題が横たわります。専門家への取材を通し課題をわかりやすく整理しています。
●松本人志さん活動休止の波紋
7本のレギュラー番組を抱える超人気タレントの松本人志さんが、複数の女性に性的行為を強要した疑惑を報じられ、芸能活動を休止することを発表しました。松本さんは、名誉毀損だとして提訴の可能性を示していますが、このような状況が生まれた背景には何があるのでしょうか。近年、性加害に対しては社会全体の意識の高まりがあります。また、活動休止によって今後どんな影響がでるでしょうか。法律の専門家やお笑いに詳しい識者などとこの問題を考えました。
●松下洸平×光石研
松下洸平さんがホストを務める対談連載「松下洸平 じゅうにんといろ」は、俳優の光石研さんがゲストの対談、全4回の最後の回です。役作りの話で盛り上がるうちに、話題は将来のことに及びました。松下さんが打ち明けた「将来の夢」とは何だったのでしょうか。柔らかな空気の中で進む二人のトークをお楽しみに。また、各ゲストとの対談、最後の回で松下さんがゲストをイメージして選ぶ色は何色でしょうか。誌面でご確認ください。
ほかにも、
・「変動型」住宅ローン 金利上昇に備え
・ドラッグが蔓延 治安悪化のアメリカ西海岸
・「。」に怒りの感情を読み取る若者
・安全で奥が深いブラジリアン柔術がブームに
・宇野昌磨 再び宿った競技者としての闘志
・向井康二が学ぶ 白熱カメラレッスン
・大宮エリーの東大ふたり同窓会 オザケン、倉本聰…の東大時代
・武田砂鉄 今週のわだかまり
・ジェーン・スーの「先日、お目に掛かりまして」
・現代の肖像 藤崎 忍・ドムドムフードサービス社長
などの記事を掲載しています。
親子で楽しく読めて、中学入試・高校入試の勉強にも役立つニュース月刊誌「ジュニアエラ」。
2024年2月号の特集は、「ジェンダー平等って何?」です。
巻頭では、1月1日に起こった「令和6年能登半島地震」を写真で速報します。
このほか、「パワハラをなくすには?」「流行語から2024年を大予測!」「子どもへの性暴力、どう防ぐ?」といったニュースも解説。
また、今回はスペシャル企画として、公開中の映画「SPY×FAMILY」を紹介します。
2024年中学受験の予想問題は「周年問題」を取り上げます!
直前対策にもぴったりの一冊です。
【特集】ジェンダー平等って何?
「男らしさ」「女らしさ」という言葉を聞いて、どんなことを思い浮かべますか? そのイメージの多くは、社会的・文化的につくられたもので、それを「ジェンダー」と言います。SDGs(持続可能な開発目標)の一つにも「ジェンダー平等を実現しよう」が掲げられています。この特集では、「暮らしのなかのジェンダー格差」「ジェンダーの壁を飛び越えて活躍した女性たち」などを紹介。さらに、源氏物語の作者・紫式部が生きた平安時代の「男らしさ」「女らしさ」についても解説。どうしたらジェンダー平等を実現できるか、さまざまな角度から考えます。
【ニュースが知りたい】
●パワハラをなくすには?
会社をはじめ、芸能界やスポーツ界、学校の部活などさまざまな場所で、パワーハラスメント(パワハラ)による被害が問題になっています。パワハラとはそもそも何でしょうか。なぜなくならないのでしょうか。昨年話題になった宝塚歌劇団にかんするニュースを入り口に、朝日新聞編集委員が解説します。
●流行語から2024年を大予測!
阪神タイガースが「アレ」を達成し、「首振りダンス」や「ひき肉です」が流行した2023年ーー。23年12月に発表された「流行語大賞」の流行語を使って、23年の時事ニュースを振り返り、24年を大予測。「地球沸騰化」「アーバンベア」「チャットGPT」などのキーワードも解説します。
●子どもへの性暴力、どう防ぐ?
子どもへの性暴力の根絶に向けて、全国の小中高校で「生命の安全教育」が実施されています。「子どもたちが性暴力の加害者・被害者・傍観者にならないようにする」ことを目標にしたものです。性暴力の被害者は女性だけではありません。性暴力の被害とはどのようなものなのか、また、もし性暴力を受けたらどうすればいいのか。ジャーナリストの一色清さんとともに考えます。
●ブラック・ジャック AIで新作
無免許の天才外科医が活躍する人気漫画「ブラック・ジャック」。原作者の手塚治虫さんは1989年に亡くなりましたが、昨年11月にその“新作”が少年漫画誌「週刊少年チャンピオン」に掲載されました。AI(人工知能)を活用し、ストーリーや登場人物のデザインを決定してつくられたものです。作品がどのようにつくられたのか、またAIの活用をめぐる賛否両論などについて、朝日新聞文化部記者が解説します。
【スペシャル企画】SPY×FAMILYの魅力
大人気のアニメ「SPY×FAMILY」。2023年12月から劇場版「SPY×FAMILY CODE: White」が公開中です。ここではそれを記念して、主人公アーニャ役の声優・種崎敦美さんのインタビューと、マンガの担当編集者さんが語る作品の魅力をリポートします。映画の見どころも紹介します!
【サイエンスジュニアエラ】ひとりぼっちのアリ、寿命が短いのはなぜ?
アリを仲間から孤立させ、1匹で飼うと寿命が短くなることは80年も前から知られていましたが、なぜなのかはわかっていませんでした。今回、研究で明らかになったのは「活性酸素」の存在。活性酸素はアリの体内で一体どんな働きをしているのでしょうか。研究者に聞きました。
【歴史人物SNS】平清盛
もしも歴史人物がSNSを使っていたら…をマンガで紹介する歴史人物SNS。今号は、平安時代の終わりに、初めて武士の政権を作り上げた平清盛です。1167年に太政大臣になった清盛は、すぐに辞任したものの朝廷の権力を握り続けます。しかし絶頂期も束の間、各所で不満がたまり、源頼朝の挙兵により平氏は劣勢に。果たして平氏はその後どうなっていくのでしょうか?
【そのほかにも、盛りだくさん!】
●フンダラ姫のNewsなひとこと
●はばたけ!スーパーキッズ あやとり
●教えて!早川先生 ジュニアエラ 中学入試対策にどう活用?
●「クイズ王」に挑戦‼ QuizKnock クイズで1000本ノック
●マンガ コリゴリ博士の暴投ステーション
●AI時代のハローワーク 未来のお仕事案内 学校の先生
●夕日新聞 日本全国B級ニュース
●子ども地球ナビ UAEの男の子
●のぞき見探偵が行く! 遊具工場
●読者のページ ジュニステ
2コマまんがdeあ・そ・ぼ/川柳教室/こなやみ相談室
●旬のたべものレストラン ホウレンソウ
●ニュースのニューシ問題 中学受験2024年予想問題《周年編》
●ジュニアエラ検定
●連載・クイズ 全員ウソつき
●コリゴリ博士と読む12月のニュース
●パックンのすぐに使えるオモシロ英語
仕事に熱意のある社員は5%しかおらず、世界145カ国中最下位ー今、何が日本人から働く意欲を奪っているのか?“窓際族”と化する若手エリート、「今まで頑張ってきたから」を言い訳に会社に寄生する50代など、実際のエピソードをもとに、「働き損社会」の背景にある日本の構造的な問題を解き明かす。
老後マインドから劣化がはじまる。自律神経の名医が説く超高齢社会に効く心と体の整え方。定年後は付き合う人も変わり、仕事という日常もなくなる。環境の大きな変化により自律神経は大きく乱れ、「老い」が一気に加速してしまう危険性がある。生涯現役でいられる人たちの共通点とは?最高のセカンドステージを送るための大提言!
こんな場所になぜ?全国に広がる放棄住宅の謎を掘り起こす!都心部のマンションが高騰する一方、郊外では、家屋もまばらで空き地だらけのまま放置されている宅地も増加している。投機型分譲地、原野商法、別荘地・リゾートマンションなど、高度成長期からバブル期にかけて世を席巻した、杜撰な土地ビジネスがもたらした負の遺産の軌跡を辿り、現在の不動産バブルとの共通性を見出し、警鐘を鳴らす。
忌み嫌われているにもかかわらず、誰しも避けては通れないー。老いと失敗は似ている!「老いにも扱い方次第で人々を良い方向に導く面がある」「老いの問題を考える上で、当事者の話を聞くことは不可欠」「コミュニケーション力の低下が様々な問題の大きな原因になっている」など。失敗の専門家が普段から利用している「失敗学」からのヒントを、自らの「老い」を通して解説する。
嫡出推定制度や戸籍法、消費者契約法など最新の法改正・判例を反映。「なぜそうなっているのか」を日常の言葉で徹底して解説。基本からしっかり理解したい初学者、資格試験受験者、再入門の社会人に最適。民法全体を一冊で網羅。
ビジネスパーソン必読の教養書があっという間に頭に入る!
1兆円を運用するプロ投資家が教える!激変する投資の勝ち筋。
利益追求か社会貢献かそれとも…。脱炭素に向けてのカウントダウンはロシアのウクライナ侵攻などによって逆回転を始めた。様々なところで断層を生む世界の動きを追う。「投資」の原点を問う、迫真のストーリー。
仕事に必要なリーダーシップとコミュニケーションが一冊でわかる!
古典文学の世界がリアルにわかる、全1576項目。源氏物語、枕草子、百人一首…。五十音順で見つける新しい古典作品の楽しみ方。事典形式だから自由に読めて平安人の世界を堪能できる!
精油をはじめて学ぶ人からプロ・資格取得まで。オリジナルの香りをつくる精油のブレンドレッスン。心身の悩みを改善するアロマ処方箋。簡単でわかりやすいアロマテラピーマッサージブック。動画付き。精油1本で始めるエイジングケアも!
日々の食事を丁寧に作り、味わい、丹精込めた小さな庭を愛する。自分の弱さ、だめさ加減に苛立ちながらも、諦めに人生を明け渡さない、「ただの人」であることを大切にー。78歳になった落合恵子がたどり着いた「明るい覚悟」。心震える絵本も多数紹介。
元同心のご隠居・森口慶次郎を支え続ける、岡っ引の辰吉と吉次、飯炊きの佐七や嫁の皐月。本書では、名脇役の彼らが主役になり、背負ってきた人生と素顔が明かされる。佐七の不器用な青春時代、吉次を捨てた元女房への断ち切れぬ思い。粋で心温まる8編。