雲の「盗難」事件が発生した。法廷はこれをどう裁くのか。判例で見る現代技術の事件簿、全35話。
タテ系列・集団主義の秩序の中にも“個”の活躍の余地は多分にあった。「滅私」こそ日本社会を形づくる中心原理だとする定説に対し、個人主義の活力が経済発展をもたらしたと説く画期的研究。
戦後50年。日本人は、この半世紀をどのように生きてきたのか。戦争を忘れなかった人、戦争を忘れた人、戦争を忘れようとしなかった人、戦争を忘れようとした人…。無数の人々の過去と現在が奏でる、壮大な人間シンフォニー。朝日新聞特別連載のオリジナル文庫化、第一弾。
1945年9月に発売され、3カ月足らずの間に300万部を売り切った幻のベストセラー『日米会話手帳』。わずか36ページの手帳に、当時の日本人はどんな夢を見たのか。その全ページを50年振りに写真版で再現。さらには12名の論客がこの戦後第2位のベストセラーを論じ、語る、文庫版オリジナル。
評判の名レストラン、噂のお店が辛口採点にまっ青。日本国内にあきたらず、香港で究極のグルメを実現。名店ガイド第三弾。サイバラコータリのおまけも収録。お騒がせシリーズ、ついに完結。
「フィリピン・ルバング島で、小野田さんを発見」一躍有名になった青年が1974年に著した放浪記。アジア・ヨーロッパ・アフリカ‥、そして小野田さんを訪ねてフィリピンへ。破天荒な冒険家が綴る記録は痛快。「次は雪男だ」と旅立ったまま姿を消した彼は、今どこにいるのだろうか。
「常識」をことごとく覆えす日本プロ野球の革命児・イチロー。その知られざる素顔に迫った、渾身の話題作。
本書では減価償却に関する会計理論の基本を核に、関係する会計法規の規制を対比させ、わが国の企業会計における現在の取扱いを解説し、さらに米国における取扱いや国際会計基準の規定もとりあげることによって、将来わが国の会計法規の改正が見込まれることも明らかにした。
日本語の語源・歴史・意味・文化・風俗など、週刊朝日の読者から寄せられたさまざまな疑問に、ことばの達人四人が個性豊かに回答するユニークな日本語の書。特別付録として回答者全員による巻末座談会「劇場の日本語-井上ひさし氏に聞く」を併録。
元国連カンボジア暫定統治機構(UNTAC)代表であり、いまも旧ユーゴで奮闘する著者が、史上最大の国連活動の全貌と、発足50年を迎えた国連の未来像を描く。