これからの文学に必要なもの、それは「軽さ」「速さ」「正確さ」「視覚性」「多様性」-全く新しい視点で古今の傑作を論じた書。
加賀百万石の藩祖・前田利家の実像。豊富な図版と史料で人物とその時代を描く。
敗戦の激流の中にワラ屑のように弄ばれた一人の“凡人”が体験する漂流奇談ー四国独立運動、田舎町の選挙、一夜の美女、大地震…ユーモアと風刺に充ちた物語。
「先生の教え方が親切ていねい、よく効き、お金を要求されず、気に入らなければいつでもやめられる…」そんな宗教が好きな著者が、自身の信仰を通して、人生を楽しく生きるコツをユーモアたっぷりに描く。宗教って意外に役に立つ!目からウロコの明るい信仰論。
ヘルマン・ヘッセのすべてを解き明かす初のガイドブック。全作品を紹介した詳細年譜付き。
荒唐無稽にしてどこまでも深くドタバタ喜劇が一転、悠久の夢幻へといたる。日光に限りなく近い場所で繰り広げられる、日光から最も遠い物語。
本書では、衣服と身体との関係を、あるときは歴史的、文明学的な角度から、また、あるときは社会学的な、あるいは世相論的な角度から、という具合に、いわばマクロとミクロの両方から考えてみた。衣服の構造と人間の欲望の諸相、肉体の解放への闘い、当然ながらファッションやデザイナーの仕事、制服や化粧品のこと、さらには性・セクシュアリティ、ジェンダーのこと、そして人間のもつ社会との交流回路である五感をめぐる諸問題をも扱うべく努めた。
イザナギ、イザナミの国造りから、バイアグラの登場まで「男」と「女」の事件現場に突撃取材!時代を騒がせたゴシップ、世相のトレンド、未曾有の事件・事故、あられもない珍談・奇談、あの手この手の性風俗etcを総力をあげて発掘レポート。欲望と情念渦巻く世相の変遷と庶民風俗の流れが一目でわかる画期的日本風俗史。古代から平成まで「男と女」の事件現場を突撃レポート!
幕末の政局が大政奉還か武力倒幕かの決着をめざして急速に動きだしていた時期、サトウは情報収集をかねて、大坂から江戸まで、東海道の旅に出た。サトウの眼に映った庶民の姿は?一方、パリでは万国博覧会への参加をめぐって、幕府と薩摩が熾烈な外交戦を展開する。
本書は、設計幹部向けの「マネジメント」の実務に必要な部分をまとめた内容である。
言葉の神に仕えた人々!古代メソポタミアの粘土板からコンピューター・コーパスまで、数千年の歴史の中に現われた辞書編纂家たちの人生と人物像に光を当て、膨大な史料と豊富なエピソードをもとに、英米で作られた主要辞書を網羅してその変遷を辿る「辞書編纂の歴史」決定版。
製品安全を検討する場合の規範となる製造物責任法について、そして次に、製品安全問題の現状を分析するとともに、その対策として信頼性技術の活用方法について解説。つまり、信頼性による「安全性」へのアプローチである。さらにCS、ISO等これからの製品安全への取り組みについても考案している。
日経国際ニュースセンター(Nikkei News Bulletin Inc.=NNB)の翻訳者向けに作成したハンドブックを下敷きに、英語に関心のある一般読者や日本語と英語の世界に関わっている人々の、主に英語を書く力を伸ばすことを目的に編集されたハンドブック。日本経済新聞に掲載された記事の英訳約600本を収録。巻末に日本語と英語の索引がある。
『大白蓮華』に連載の「法華経の智慧」「分別功徳品」から「嘱累品」-収録。生命の尊厳を明かし、人間の世紀を開く、蘇生の一書。
南北に細長い日本列島には、いろいろな動物がくらしているよ。自然の中で生きる動物たちの素顔がよくわかる、と大好評の動物まんがの決定版。動物大好きのきみも、動物がきらいだったきみも、この本を読んで、動物と友だちになろう。
エレクトロニクス用語約7200語を収録した辞典。五十音順配列の和文見出し語は約6400語、アルファベット順配列の欧文見出し語は約800語を収録。収録分野は、エレクトロニクスに関する技術用語(術語)、電気理論、電子材料、回路部品、半導体デバイス、半導体集積回路、電子回路、電子計測、電子機器、電子装置、電線、空中線、電波伝搬、放送、通信、自動制御、電送、線路、電気音響、情報処理、物理、化学、電波法、JIS規格など。
静岡県の方言を「驚き」「おかしみ」に視点をしぼってまとめた方言指南書。