ニューギニアが原産の砂糖きび。この植物から砂糖をつくりだしたのは遙かむかしのインド人。ここから砂糖の旅がはじまる。アレクサンドロスの兵士によって、イスラムの隊商によって、ヴェネツィアの商人によって、そしてコロンブスによって、西へ西へ。地球をひと周りして、砂糖はいよいよ日本へ、オランダ船の船底にたっぷり積まれて出島の水門にたどりつく。軽妙なフットワークで歴史を駆けぬける甘くておいしい砂糖文化史。
海外からの直接投資が拡大する「世界の工場」中国。13億人近い人口を擁する「巨大市場」へ、企業はどう戦略を立てたらよいのか。現地のビジネス、経済の最前線で活躍する経営者、エコノミストの白熱した討論第8回国際交流会議「アジアの未来」の成果。
本書は、エンジニアリングによる開発に必要なプロセス改善を新たなアプローチから表したものである。
あの地この地で、使命の民衆が乱舞。世界の平和へ、伸一の激闘は続く。
第13回朝日新人文学賞受賞の青春小説。
山手線をはじめとする東京近郊のJR各線と、関東の大手私鉄8社の通勤タイプの電車を集めた。新しい電車や代表的な電車など、選りすぐりの電車が満載。親子で楽しめる解説文付の写真絵本。
本書は、実験の基礎的事項、すなわち実験の意義、実験上の注意事項、事故防止、実験の記録と報告書の書き方、分析データの取り扱い方などを述べ、さらに、化学はかりや計量器具などの取り扱い方などの実験の基本的な操作をやさしく説明した上で、容量分析、重量分析、機器分析及び廃液処理に分けて、各実験テーマ毎に、目的、原理、試薬、装置・器具、操作、結果の整理、考察、課題、解説などを、セミミクロないしミクロスケールのやり方で、図を多用して分かりやすく記述している。各実験には、フローチャートを付けて、操作の流れが分かるようにした。また、実験テーマ及び用いる試薬もできる限り環境への影響を少なくするよう配慮して選定した。
日本の歴史を、「原始・古代」「中世」「近世」「近・現代」の四つに区切り、各時代に扉を設けて、その時代の特徴を解説。各時代ごとに、くわしい年表をつけ、その時代の流れや出来事がひと目で分かるように、写真・図版を並べた。
人生、山あり谷あり、泣いて笑って、やっぱり漫才がやりたい!「漫才協団」発足70年。ただいま参上!おもろい芸人たちの噛めば噛むほど味の出る話。
識別ポイント、時期・生息場所、生態、鳴き声を専門家が解説。343種、写真490枚。
本書では、コフートkohut,H.の自己対象の概念や、自己心理学の論客の一人ストロロウStolorow,R.D.の言う『間主観性』(インターサブジェクティビティ)について述べる。本書は、間主観性をめぐりこの10年間に書きためてきた論文と、今回新しく書き下した章の統合である。
4年間に25回も転職したあげく、トップセールスマンになった男。8億の借金を抱えた実家を飛び出して、香港で新聞記者になった女。転々と職を変えた末に、知恵とアイデアで事業を起こした男。まじめなお巡りさんから、日本一の新聞屋さんを目指す男。気楽なOLを棄てて、着ぐるみの中に夢を見出した女。転職して夢をつかんだ5人の物語。
家族そろって日曜工作/電子工作を、楽しむための各種工具の使い方を写真でやさしく説明。工具類の決定版。
戦争で焼かれた村の海辺で、アーマン(オカヤドカリ)に棲みつかれた肉体を離れて海をみつめる男の魂に「帰れ」と訴えかける女の声は届くのか…。現在と過去が交錯する沖縄の風景から甦る戦争の記憶。表題作「魂込め」を含む6編を収録した沖縄文学の新たな担い手による、芥川賞受賞後初の短篇集。
D51、C62、9600、C58の走る勇姿客貨車や地方鉄道・森林鉄道・市電も駅弁売りなど駅の風景満載。
本書は、設計や生産活動を行うときに頭の中でどんなことを考えるか、そしてどう決めるかを取り扱ったものである。