息子や娘を“一人前”に育てるためには、どうしたらよいのか。作家、スポーツマン、経営者など各界著名人が、親から何を学び、子へ何を教えたかを語る好エッセイ!
現代人はいかに生きるべきか。歴史、文学にみる人間の栄光と敗北を通し、現代に生きる人間の指標を考える。
先達、故事に学ぶ人生の要諦。武田信玄、ナポレオン、吉田松陰…多くの先人たちをはじめ無名の庶民の生きた知恵を通し、また仏法の生命観から現代人の生き方を探る。
機械設計者がもたねばならない一般的かつ基本的な心得であり、前書「機械設計心得ノート」で書きもらしたこと、追加すべきこと、また技術的にさらに高度なことなどを、理解しやすいように前書と同様なパターンで3章に分類してまとめたのが本書である。主要な対象読者層は前書と同様に(設計経験数年くらいまでの)初級専門設計者が主体をなすことになるであろうが、中級以上の専門設計者にも初級設計者指導用の参考書として、また高度基礎技術の見直しとして役立つであろう。
八百八橋いまむかし。
今や、現代人のベーシックアイテムとなった「事物」の出生の秘密と、その生い立ちを公開。ものと世相でつづったトレンド史。自分の青春を語りたいあなたに。
江戸時代、動植物図を盛んにしたものに、各藩が殖産事業をなすにあたって「諸国産物帖」を編纂したことがある。以後、大名が自らすすんで図を描いたり、絵師をかかえるようになり、武士ばかりでなく医師や町人などからも多くのナチュラリストが輩出した。競って動植物の確かな観察による「真写」「生写」を目ざしたのであった。図譜の普及に力のあった木版画がこの時代に大いに発達して次々に動植物図集が刊行されたが、これには費用がかかりすぎたため、いまだに印刷されずに世に誇るべき優れた動植物図が埋もれたままになっている。江戸時代の財産としてわれわれに残されているのである。本書は、それらの一端を、新撮影して紹介しようとするものである。
昭和44年初版発行以来、20年間に21刷を重ねた旧版を全面的に見直し、基礎的な用語は、解説内容を見直す、追加用語は最新のものまで入れる、廃語および使用頻度の少ない用語は割愛するの編集方針で、使いやすさを追求した実用用語辞典。
日本選手がオリンピックで勝てなくなったはなぜか。世界記録を次々更新、水の女王として一時代を築いた田中聡子の半生にその答えがある。
張り番に投入された記者の総数は88人、カメラマンが57人。元号が平成に替わって2日目の1月9日。皇居前に特設された取材用テントの片隅で、石油ストーブの上で湯気をあげるアサリ汁を囲んだ。ある時は週刊誌に「門番」と揶揄されながら、長い張り番をなし終えた記者たちが、それまでの111日を振り返って語り合った。それを聞いて、「これをマスコミ史の1ページとして、いや歴史のひとこまとして、なにかの形で後世に残せまいか」と願った。そして、張り番記者と、それを支えた人たちに、“それぞれの111日”を書いてもらった。本書はその集大成にほかならない。
もっとよく知りたい日本の言葉日本の文化。日常なにげなく使っている日本語の奥にひそむ言語学的問題、文化、風俗、を掘りおこす。
ちゃぶ台、提灯、幻灯、むしろ、緋毛氈、加賀暖簾-。時代と風土がはぐくんだ、モノを通してみる異色の文化史。
精神分析というと、あたかも外国の本の翻訳を自分の見解のごとく錯覚されていることも多いが、著者は、心血を注いで治療した症例をとつとつと論じながら、治療者が常識的見解にとどまらず、関係論的理解をこえて、メタ心理学的理解をする必要のあること、つまり精神分析の本質を深く洞察していくさまを本書において展開していく。具体的に症例を通してフロイトの精神分析理解が明らにかされる方法が述べられている。
「物より人をつくるのが先」、「ダム式経営」、「無税国家論」。いつも前向きに夢とともに生きた「経営の神様」が語るわが人生。
雨ニモマケズ、風ニモマケズ、素晴ラシキ建物ヲ求メテ我等ハ行ク。東京駅・目黒雅叙園・松本関智学校・築地本願寺・東京拘置所・上海サッスーン邸・大浦天主堂・三田演説館・万平ホテル・那須の別荘群…。建築学者のペンと建築写真家のカメラは、海を越え、空を飛び、建築と人の物語を探し出す。カラー写真満載。