どんな仕事でも、その先に人がいることを忘れない。『暮しの手帖』編集長、書店経営、文筆家と、三つの顔をもつ著者がおくる、仕事の哲学と発想法。あなたの働き方・暮らし方が変わる、34の新ルール。
取引先にメールを打つとき、上司に企画書を渡すとき、後輩に仕事を頼むとき、たったひと言添えるだけで、仕事がもっとうまくいく!お礼、お願い、お詫びなどの用途別に、ビジネスシーンを想定した文例&コミュニケーション力を上げるフレーズ300を紹介。苦手な抗議文や依頼文も、マネするだけですぐに書けます。
ナノサイズに縮小できる不思議な人体探査機ヒポクラテス号。略してヒポ号に乗った、ジオとノウ博士をピピが食べてしまった。ピピが食べたお菓子と共に、二人は食道へと送られることに…。ジオたちはピピの体内から無事に脱出できるのか?-。
自由と仲間が最重要な、『ONE PIECE』世代の20代。理不尽な組織から逃れられない、『機動戦士ガンダム』世代の40代。二つの世代の対立と解決策を説く。
誰もが驚いた、遙かに予想を上回るV字回復。奇跡の再生劇を生んだ「稲盛改革」に迫る。
ワイドショーやネットには理解不足や誤解に基づく様々な新型コロナの情報があふれている。「知らないと不都合」なウイルス、ワクチンの知識に絞り、ウイルス免疫学の専門家と素人の対話を通して、自分の頭で考える手がかりを提供する。新型コロナを冷静に、淡々と迎え撃とう。
おりがみ、いろがみ、リサイクル素材などでかんたんにできるおみせやさんごっこのアイデアを満載!アッという間に売り切れる大人気の品物が勢ぞろいです。子どもたちの行列ができるほどのお店やさんがズラリ。カラー写真を見ながらつくれる楽しい工作の本。
わからないことはわからないままにしておくのがいちばんいい。記憶と謎に導かれ、蕗子さんが向かった先は…。著者待望の最新小説。
小説の新人賞受賞を機に会社を辞めたタケヤス。実家に戻り、家業を継ごうと考えはじめるヨシズミ。地元の会社に就職するも家族との折り合いが悪く、家を買って独立したいと考えるホカリ。幼なじみの3人が30歳を目前に、過去からの様々な思いをかかえて再会する。久しぶりに歩く地元の八番筋商店街は中学生の頃と全く変わらないが、近郊に建設される巨大モールにまつわる噂が浮上したことで、地元カウンシル(青年団)の面々がにわかに活気づく。そんな中、かつて商店街で起こった不穏な出来事で街を追われたカジオと15年ぶりに再会し…。生まれ育った場所を出た者と残った者、それぞれの人生の岐路を見つめなおす終わらない物語。
点子ちゃんは目の見えない妖精みたいな転校生。いつも点字の本ばかり読んでいるから“点子ちゃん”。目が見えない世界って、どんなだろう?点子ちゃんをめぐって、クラスは大さわぎ。このお話の主人公、泉川カレンは3歳のとき、重い病気にかかり全盲になりました。アメリカに引っ越してから母に点字を習い、漢字の点字も母の手作りテキストで学びました。2009年は点字の発明者、フランスのルイ・ブライユの生誕200年。あらためて点字の大切さを考えるよい機会ではないでしょうか。本書は90年近く週刊点字紙「点字毎日」(大正11年創刊)を発行し続けている毎日新聞社からの“未来の大人たち”へのメッセージです。
「私は恐ろしい」。不可解な遺書を残し、閣僚入り間近の国会議員・矢島誠一は、東京地検による家宅捜索を前に謎の自殺を遂げた。真相を追う特捜部の湯浅と安見は、ネット上に溢れる矢島を誹謗する写真や動画、そして、決して他人が知り得るはずのない、彼の詳細な行動の記録を目にする。匿名の人間たちによる底知れぬ悪意に戦慄を覚える二人だが、ついに彼らにも差出人不明の封筒が届きはじめる…。スケールの大きなクライシスノベルを得意とする作者が挑んだインターネット社会の“闇”。
今井翔子は本と書店の仕事を愛する26歳の書店員。ファミレスの厨房でアルバイト中の恋人とベストセラー作家、まったくタイプの違うふたりの男性の間で心は揺れる。「いったいどっちを選べばいいの?」恋と仕事に悩み、成長する女性の姿を描いた共感力全開の恋愛小説。
自分の幸せの先に、誰かの幸せがある。ふわり木の葉が舞うように、たどり着いたベルリン。母親との確執を越えて気づいた、「書く」ことの原点。ひと針ひと針、希望の物語を紡いでいく。生きることが心から楽しくなるエッセー。
本書は、SDGsの入門書です。2015年の国連サミットで採択されたこの目標は、大きな市場と雇用を生み出す可能性があると指摘されています。17の国際目標から、その導入までを分かりやすく解説します。著者2人は、数多くのセミナーや講演を担当しています。本書では、参加者と対話をする中で、よく質問を受ける箇所に重点をおいています。17の国際目標の中から、ビジネスに関係し、導入しやすそうなものから解説しています。豊富な具体例や、社内で議論するためのフォーマットも掲載しているので、仕事ですぐに使えます。SDGsを会社に導入しようと検討している経営者、担当者のみならず、広くSDGsについて1冊で理解したいという人にお勧めです。
米中対立の激化に伴い、戦略物資として価値がますます高まる半導体。政府が経済を管理する国家安全保障の論理と、市場競争にもとづくグローバル企業の自由経済の論理が相克し、半導体をめぐる世界情勢はますます不透明になっている。激変する国際情勢のなかで日本に再びチャンスは訪れるのか。30年以上にわたって半導体を追いかけてきた記者が、技術覇権をめぐる国家間のゲームを地政学的な視点で読み解き、日本の半導体の将来を展望。
東京の広告代理店に勤める43歳の涼子は、3歳年下で美容師の夫・孝之と結婚して13年。毎日の生活にうっすら不満を抱えつつ、表面的には凪いだ日々を送っていた。ところが、20代の美登利を美容院のアシスタントとして招き入れたことで少しずつゆらぎが生まれて…。気づかぬうちに“深い川”に隔てられた二人は再び漕ぎ寄ることができるのか?夫婦、そして、男と女の心理を細密に描き出した傑作長編。
結婚指輪を紛失!?腰の激痛で脚本降板!?さらには、居酒屋での支払いが…ハプニングばかり続くなか、いかに人気脚本家は大河ドラマを乗り切ったのか。
石田衣良、待望の初エッセイ。
古畑、新選組との淋しい別れ、三本目の映画を監督、大河ドラマで役者デビュー、人気脚本家は、あいかわらず超多忙。とびの大出血にパソコンのウイルス感染と、プライベートでも波瀾万丈な日々!交流のある俳優たちの横顔を描いた文章も収録。朝日新聞好評連載の第五弾。