本書は、精神分析療法と森田療法について幅広い知識と豊富な経験を持つ著者の臨床的研究の成果が盛り込まれた最新の論集である。前半では、精神医学における精神療法の潮流、多様な病態の相互関係を対象関係論を用いて解き明かし、精神療法のあり方を思考していく中で、個人精神療法、グループワークや社会療法の必要性が論じられ、後半では、摂食障害、境界性人格障害、強迫性障害、解離性同一性障害、社会的ひきこもり、性同一性障害といった病態についての理論と治療技術が解説される。
膨大な英字新聞から厳選した記事がテキスト。最新単語・ビジネス英語が満載。国際問題から芸能ゴシップまで多彩な話題で抱きない。英字新聞によく出る重要単語160を掲載。頻出・誤訳しやすい単語をコラムで解説。
本書は、経済学のこれだけは知っておきたいエッセンスを、雇用、地球環境問題、出店戦略などの事例を交えてやさしく記述。上巻では、ミクロ経済学、マクロ経済学、ゲーム理論など経済学の基本を解説する。経済学の考え方を現実に即して学ぶために、石油ショック、円高など現在の日本経済を方向付けた事件についても解説した。
経済学の考え方をマスターすることは、現実を理解するための最短ルート。下巻では、公共経済、金融、国際経済などのトピックを取り上げ、経済学の発想で現実の問題をどのように捉えるべきかを解説。コラム、用語解説を読めば、経済学がより深く理解できる。ニュースのどこが重要なのかがわかる経済センスが身につく。
『街道をゆく』で訪れた「北のまほろば」青森県や「妖精の国」アイルランドなど、国内外で出会った友人たちへ司馬遼太郎が送った手紙を元に、作家自身を探索する一冊。知人たちとのふれあいを通して考える“世界”への思考は、現代社会を生きる私たちへ向けた手紙ともいえる。
司馬遼太郎が遺した手紙の中から、『坂の上の雲』執筆時の“師”である正木生虎氏への書簡や、憧れの地モンゴルで出会った人々、恩師・海音寺潮五郎など、友人たちとの交流を通し、司馬作品のルーツを辿る。本文中で紹介する優しさと温もり溢れる手紙は、時に涙を誘うファン必読の書。
人間主義の光は中東へ!世界に架ける“平和と友情の橋”、民衆の大地に響く“蘇生の凱歌”。
誰かの七七句に、五七五句を付けてできる物語。熱い恋、ユーモア、悲しいつぶやき、世の中批判ー変転の現世を共に生きる7歳〜90歳。妻・夫・ジジ・ババ・友人・ヒトリモノ。みんなの思いの大合唱。矢崎藍の楽しい語り、付け句エッセー。
有効に機能し、生産性が高い組織に共通する仕組み(論理)を理解することが、組織を作り出すためのはじめの一歩である。組織デザインの原則を理解すれば、現在の組織の問題点も見えてくる。本書では、組織をデザインする際、カギとなる要素として、仕事をどのように分業、調整するかに注目し、解説する。
中央アルプス・南アルプスを眺める景勝ポイント34エリアを紹介。山にまつわる随筆34編を配し、山を学ぶページを掲載。マイカーで行けるところを主に、徒歩でも40〜50分以内の場所に限定。
「ISOってなに?」-ISO9001に無知な主人公が、ある日突然、社長の命を受けてISO9001の認証取得に挑む顛末記。楽しみながらISO9001の本質がわかる入門書の決定版。
布陣ー学会の永遠の興隆のために、伸一は組織の官僚主義を打ち砕いて進む。さらに離島の奄美に飛び、希望の布石を。宝剣ー戸田の7回忌を期して“本門の時代”に入ることを宣言した伸一は、京大生への講義など全力で青年を育成。清流ー民衆よ正義を叫べ!-新しき言論運動の道。幹部の不祥事を通し、広布の組織を撹乱する魔の本質を糾明。激流ーケネディ大統領の暗殺で世界は激震。妙法の若芽萌える韓国の友は、春を信じて弾圧の冬を耐え抜く。
修行僧29人があつく説いた生きるヒント。
上手な文章、美しい文章を書くには才能が必要だ。だが「わかりやすい文章」を書くには才能は必要ない。だれでも習得できる「技術」が必要なのだ。新聞記者として三十余年、蓄積してきた作文の「技術」を余すところなく披露したロングセラー『日本語の作文技術』『実戦・日本語の作文技術』から、言葉の順序、句読点の打ち方、漢字や助詞の使い方など、最低限これだけ習得すればいい部分を抽出。本書の内容を習得すれば、中学生から高校生・大学生・大人にいたるまで、読み手にわかりやすい、誤解されづらい文章が書けるようになる。