客観的事実よりも感情に強く訴えるほうが世論形成に影響する「ポスト真実」の時代。新聞は部数の落ち込みが激しいだけでなく、政権に近い新聞とそうでない新聞との間に深い亀裂が走り、それを政権が利用するといった事態も生まれている。新聞ははたして「終わった」メディアなのか。長年培われた構造上の問題から生まれる、新聞報道の作為、不作為の嘘を検証する。
中国で発行された日本人経営中国語紙は、明治時代に19紙、大正時代に13紙、昭和(満州事変以後は含まない)に入ってはゼロであって、明治期が最も多い。大正期のそれは、日本の中国における権益区域内に於ける御用紙的役割りを担って存続したにすぎないが、明治期のそれは、啓蒙的な一面を持ち、それぞれの新聞が清末の改良派人士と結びついて、史的限界内とはいえ、清末改革のため短い期間ではあるが独自の働きもしている。本書ではこのような特殊な働きをした中国語紙の性格を探るとともに、新聞という限られた側面から日中交流の一面を考えてみた。
1記事が短く読みやすい。文庫サイズなので、いつでもどこでも読める。1冊で英単語、文法、リスニングが学べる。単語から読みたい記事がわかるINDEX付き。年収1億円の著者がビジネストピックをわかりやすく解説。
90歳から始めた新聞ちぎり絵。
好奇心くすぐる69個の疑問を楽しく学んで、理科を得意教科に!イラストとストーリーで生物分野の基礎が身につく!図説もあってわかりやすい!見開き完結の読みもの形式。
近代日本の始まりとともにあった新聞。民主主義の基本は国民の手に情報があることだからだ。しかし明治以来たびたび起きた戦争で、新聞は真実を伝えてきただろうか。時に国の意向に従い時に国民の愛国熱に応え、戦争を煽ってきたのではないだろうか。戦争がどう報道され、その背景に何があったのか。台湾出兵から太平洋戦争、その後までを丹念に追ったドキュメント。
2017年1月〜12月、全記録。
漫画論の著作で知られる哲学者が、新聞各紙で連載中の作品の中から時代を反映した特徴的な漫画5点を紹介する。私たちの日常に癒しを与えてくれるその魅力と可能性について論じた、現代漫画文化論最新版!