B級新聞「横浜奇談」のモットーは、街の怪談・奇談なんでもござれ、面白ければそれでよしー。とある事情を抱える元武士・寅次郎が床屋で出くわしたのは、「ちょんまげが空を飛ぶ」という怪しい噂と、それを調べに来た記者・ライル。横浜奇談の仕事を手伝うハメになった寅次郎は、ライルとケンカをしながら街の奇妙なネタを調べるが、その裏には色んなたくらみや想いが詰まっていて…。凸凹バディ系連作ミステリ!
「情報公開」だけが「調査報道」に使える手法ではない。取材に役立つデータは身近なところでオープンになっている。CIAの分析官も、国税の調査官も、彼らの「インテリジェンス」の第一歩は、データの入手・解析から始まる。調査報道を手掛けるジャーナリストも情報収集で差をつけたいビジネスパーソンも必須。ありそうでなかった基本テクニックと裏ワザ集の決定版!
朝日新聞で学ぶ総合学習教材「今解き教室」から、最新の時事用語250語を厳選し解説するキーワード集です。新聞に掲載された最新の報道写真や図表も使用して、時事問題への理解がより深まります。
女性記者たちの視点で現代沖縄の社会、世相を描く。98歳のジャーナリスト・宮城鷹夫が、今だからこそ問題提起する、現代マスコミの論点とあり方。事実から生まれた「ものがたり」。
現役の朝日新聞社員である著者は、若手記者時代、阪神支局襲撃事件やサンゴ損傷事件を間近で体験し、その教訓をジャーナリスト活動の原点とした。しかし、慰安婦報道(吉田証言)、原発報道(吉田調書)をめぐって明るみに出た朝日新聞の「誤報」は、過去の事件に勝るとも劣らない衝撃的な出来事であった。「もう一度、原点にもどって考えなければならない」という思いで書き下ろされた本書では、当時の記事や第三者委員会の報告書等を仔細に分析し、“当事者”の立場から、厳しく、真摯に一連の問題を検証する。
誰が日本人か、誰が外国人かー。その問いに簡単な答えはないこと、そう問うこと自体に線引きの暴力が潜むことを、教室の子どもたちは私に教えてくれた。
世界平和を願う“スポーツの祭典”第1回アテネ〜第30回ロンドン大会まで知らなかった歴史、気になる記録、感動の物語。これ一冊でオリンピックのツウになる。世界が見える、歴史がわかる。記録にも記憶にも残る感動がいっぱい。新聞形式だから面白い!
日がな一日サロンで惰眠を貪る日陽新聞社の記者、久馬。そんな彼も好奇心が疼けば記事を書く。傍に用意するのは、怪談奇談に妖怪本。彼が書く記事は全て妖怪にまつわるものなのだ。ある春の日、少女が新聞社へ乗り込んできた。彼女の名は香澄。久馬の記事が原因で、友人が奉公先を追い出されたのだという。冷たい対応の久馬に代わり香澄に声を掛けたのは、妖美な男・艶煙。曰く、むしろ妖怪記事は人助けになっており、友人は貞操の危機を免れたのだというが!?ぞわっとして、ほろりと出来る。怠惰な記者のあやかし謎解き譚。
元日経記者が明かす「新聞のトリセツ」。明日から新聞を読むのが楽しくなる!
ぼくは七星あまみち。「ムシムシ新聞社」自然科学部の記者です。部長から呼ばれて、読者からの手紙に答える取材をいいわたされました!カタツムリが大すきな小学生、まいちゃんからのこんな手紙。「さいきんわたしがくらす町でカタツムリをさがしていますが、ぜんぜん見つかりません。どうしてカタツムリはいなくなったのですか?もっとカタツムリについて知りたいです。」よしっ、取材にいってみようっ!小学校中学年から。
本書は、「筑波大学新聞」創刊号から第300号(2012年5月14日発行)のなかから100の特筆すべき紙面を選び、歴代の筑波大学新聞編集部員らが当時を振り返り、執筆したものです。