山田風太郎が日本人に遺した戦争観、人間観の集大成。戦後30年にわたる日記から著者自身が抜粋し、大学ノート丸2冊に書き遺していた、新発見の「太平洋戦争風眼帖」「人間風眼帖」を復元、収録。
「金鵄発祥」、高山茶筅で名高い大阪と奈良の境界・北大和。大正青年運動から生まれ出た『生駒新聞』はこの地で平成の世まで続いた。全国的にも稀有な学芸と詩文の饗宴、過ぎ去った日々と同紙に集った文人を追憶する。最後の生き証人による回顧と資料集。
1930年代半ば、戦争へとひた走る暗い世相の中、京都に一つの新聞が生まれた。「読者の書く新聞」を目指し、戦後「日本における反ファシズム文化運動の記念碑的な出版物」と賞賛された『土曜日』である。その編集・発行名義人であった斎藤雷太郎への聞き書きによって『土曜日』とその時代を描き出す。京都新聞で大反響を呼んだ連載の書籍化。
部数を偽り、広告主を欺き、販売店に偽装部数を事実上押し付け、批判には言論機関にあるまじき口封じ訴訟を乱発、司法と癒着する新聞社…。新聞に未来はあるのか?新聞社の闇を告発し続ける傷だらけのジャーナリスト、渾身のルポ。
人間らしさ(Humanity)の復権を目的とした医療の実現。病める場、から、生きる場としての医療への転換。そのためには医療の再定義が必要だ。目指すのは、「新しい医療へのアップデート」であり、クリエイティブを武器とした新しい医療によって、誰もが、よりよい人生を獲得できる世界を創るための絶え間なく続くムーブメントである。
ドラえもんといっしょに、物知りになれるいろいろな宇宙・科学の「しつもん!」とくわしい解説つき「こたえ」が142問!おうちの方や友だちにも「しつもん!」しよう。
見たい情報しか見なくなる。自己決定のつもりが他者決定に。「分断」や「極化」が加速ー。インターネットは利便性を高める一方で、知らず知らずのうちに私たちの「健康」を蝕んでいる。計算社会科学者と憲法学者が、デジタル空間に潜むさまざまな問題点を指摘、解決への糸口を探る。
ヘンリーくんのゆめは、新聞配達員になることです。きゅっと新聞をしごいて、ぽーんと玄関に投げこんでいくー上級生の男の子のかっこいいすがたにあこがれて、ヘンリーくんは、ぜったいに新聞配達員になろうと決心しました。けれど、まだ十歳のヘンリーくんは、なかなかやとってもらえません。なみだぐましい努力のすえに、ようやくチャンスをつかむのですが…。アメリカ児童文学の傑作!
「宇宙」と「恐竜」、未知の世界がこの一冊でよくわかる。学校の理科や総合的な学習に役立つ。新聞形式だから読みやすい。