ある日、一家そろってのフィンランド旅行を決行!ガイドブック片手の旅行が始まった。隠れて煙草を吸って家族の総すかんをくらったり、ムーミンはカバじゃなかったのかと驚いたり、森と湖の国をめぐる、楽しい8日間の記録。
生きるとはどういうことかー『もうひとつの少年期』から22年。すでに青壮年に達した元「非行少年」たちの人生の軌跡は何を物語るのか。豊かに見えるこの日本で、いまひとたび「教育とは何か」「ひとが生きるとは」を問う。
好評『趣味を広げる』の続編。こんどはインターネットを最大活用。メールやホームページを利用して、趣味や仕事の仲間をつくったり、仲間同士で情報を共有したり、品物の交換・売買をしたり…、「ひとの輪」をつくるための知恵を満載。そのためのマナーや注意しなければならない落とし穴もしっかり伝授。
本書は、今ならかろうじて見たり乗ったりできる国鉄型車輛をいくつか選び、ルポの形でその魅力を紹介。さらに各車輛ごとの性能と特徴、国鉄時代の運行状況、今後の動向を詳しく解説した最後の国鉄型車輛カタログ。
書物の国からの絵はがき。著者が選んだ54作品。カラー挿絵とともに四方山ばなし満載!子どもの頃に初めて読んだ「かちかち山」から現在に至るまでの“読書体験”の数々。本好き・装丁好きの著者がその思い出をふり返る。
マティス、ランボー、コクトー…文人・画家ゆかりの町を行く。芸術家たちの足跡と、知られざるエピソード。
奄美に今も残る八月唄から島唄まで。随一の唄者・朝崎郁恵の島唄をピアニスト・高橋全が限りなくやさしく包み込む。今まで聞いたこともない唄の世界。太古の響きが胸の奥へと語りかけてくる。
ゲーテにならい南イタリアに植物の原型を訪ね、日本列島の各地には自然を構成する四大元素の風景を訪ねる。そして中近東ではー「どうやら私の旅行記は、バビロンの架空庭園の廃墟から出発して、ふたたび架空庭園の幻影にたどりついたもののようである。この幻影を薔薇の花のように、いつまでも新鮮に保つためには、いずれまた、旅行に出なければなるまい。」
笙、篳篥と五線紙をひっさげて、パリーリヨンー地中海沿岸へオートルートを車とバイクですっ飛ばし、馬、猫、子供と遊び、ワインとチーズに舌鼓…。写真と文でつづる自由気ままな、やんちゃ坊主の旅日記。
日本人はどんな旅をしてきたか。信仰の旅、職人の旅、商人の旅、出稼ぎや移民。歴史の中のさまざまな旅のあり方、物と文化の動きをたどる。
二人が築きあげてきた“映画美術の世界”を一挙公開。映画美術の驚き、感動を一冊に結集。
なぜTUBEの曲は心をしめつけるのか。なぜTUBEは16年以上も不動のメンバーで続いたのか。そのすべての答えがここにある。TUBEメンバー4人が心の内を深く語ったファン待望の1冊。
グレートジャーニーとは、五百万年前に東アフリカで誕生した人類が、アジア、北アフリカを経由して南アメリカの南端にたどりつくまでの五万キロの旅のことです。一九九三年一二月、探検家・関野吉晴はこの人類の旅路を、徒歩、カヤック、自転車という、自分の足と腕の力だけでたどりはじめました。一九九九年二月から、極東シベリアをトナカイゾリ、犬ゾリで、そしてコリマ街道を自転車でヤクーツクへと進みました。春、トナカイ出産の季節をトナカイ遊牧民コリヤークとともにすごした日々もまじえて、旅のようすを報告します。
外国からのお客様を迎える時に必要な、あらゆるフレーズを1冊にまとめた本。空港から自宅に迎える・どこかを案内する・日本の生活やさまざまなものを説明する…など、これ1冊あれば、プライベートでもビジネスでも、どんなゲストにも快適な時間を過ごしてもらえます。
千年の古都・京都。いにしえの世からさまざまな人間の愛憎が交錯し、悲劇を生んだ都でもある。そんな京都の街を舞台に繰り広げられる現代の殺意を鋭い筆致で描いた、ミステリー界の名手たちの競演。六篇収録。
二日たて続けに、東海道新幹線上り列車内で毒殺事件が発生した。二人の被害者は共に早春の三重県志摩のツアーに参加した帰途の奇禍であった。マスコミ騒然の中、名探偵浦上伸介もアシスタントの前野美保と共に事件解明に乗り出すが、浮上した有力容疑者には完璧な二重アリバイがあった。息を呑む時刻表トリックとアリバイ崩し!不可解な連続殺人の結末は。