民族植物学者(エスノボタニスト)の辿った道を読み解く。
消えゆく下町を見つめてきた著者が、変化の激しい東京を一歩離れ、「旅」に出た。向かうは、千葉・埼玉・神奈川など東京近郊16の町だ。船橋で太宰の旧居跡を訪ねる。市川で荷風晩年の足跡をたどる。犬吠埼で新珠三千代に思いをはせ、本牧で野良猫を眺めてビールを一杯…。観光地めぐりだけが旅の醍醐味ではない。身近にも時代の光と影が交差する場所がある。平凡だからこそ記憶したい風景がある。心の隠れ里をさがし求める町歩きエッセイ。
荒ぶる地球に翻弄されながら我々の祖先は、ついに2本の足で大地に立った!しかし地上の王者となるためにはさらなるさまざまな試練が待っていた。
ヴィルヘルム・ミュラー&フランツ・シューベルト『冬の旅』。「この道を進まねばならない誰も帰ってきたことのない道を」奥深い芸術歌曲の世界を読み解く試み。
グールドは、なぜバッハの『ゴルトベルク変奏曲』を2度録音し、なぜ、演奏会を否定し、電子メディアに未来を夢想したのかー。それを解く鍵は、荒寥と広がる北米の後背地「カナダ」にあった。グールドの忘れられたエッセイ「親友の言葉」を世界初収録。
イギリスの評論家・小説家コリン・ウィルソンが、自らの思想形成の過程を描いた自叙伝。労働者階級の家に生まれ、アカデミックな教育を受けなかったその生い立ち、読書体験、交友、軍隊生活、生活の糧を得るための苦闘、そして自らの性体験など、包み隠さずさらけ出した、真摯な告白の書である。
1994-2004、ときに伊達メガネをかけ、サルの縫いぐるみを被り宮台真司が10年間に語った新聞・雑誌40万字インタヴュー集成。
完全攻略+爆釣テクニック集で「ぬし釣りの旅」を完璧サポート。
ノイシュヴァンシュタイン城&ロマンチック街道、その魅力を一挙公開。「栄光の中世」が今も息づくバイエルン州のすべて。南ドイツ旅行のための必携書。
世界遺産から癒しのリゾートまでヴェトナムの魅力をカラフルに紹介。
本書は、単語やフレーズを指さしながら会話ができる本です。実際の会話の場面で話し相手に興味を持ってもらうための工夫がいたるところでなされています。言葉の一つ一つは、使うためはもちろん、現地の人たちに“ウケる”ことも考えて選ばれており、イラストも興味をひくために盛り込みました。第1部「指さしシート」は、見たいページがすぐに開けるよう、状況・項目別に分類されています。各単語には、できるだけ実際のスワヒリ語の発音に近い読みがなを付記。第2部は、スワヒリ語の基本知識、文法や会話のコツなどコミュニケーションをさらに深めるためのページを収録。第3部は便利な辞書形式の単語集(日本語→スワヒリ語)で、約2500語を収録しています。
撮り下ろしのビジュアルと最新情報で悠久の絹の道のいまを伝える、現代シルクロード入門&旅のガイド。
歴史と伝統に支えられた町や、文化や風土が息づく町などを、中国・四国地方9県の中から選んで紹介します。
初めて行く人でも、10倍楽しめる!おきまりのコースでは決して味わえない、“本当の京都”と語り合う瞬間。みんなが行かないときに行く楽しみ。知る人ぞ知るところをあじわう喜び。偉大な先人の足跡にふれる心おどり。そんな旅がしてみたい人のための本です。