マカオの史跡と歴史がすべて分かる。ヨーロッパ人にとり長らく中国と東アジアの玄関口となったマカオ。キリスト教伝道と交易を通じ日本との関係も深かった。都市の誕生からカジノの誕生まで。そして施政権返還後のマカオを含む「歩いてまわるマカオ史」の提案。あまり知られていないマカオ史跡も一挙公開。
2009年でデビュー40周年を迎えた“アニソンの女王”堀江美都子。3枚組の本作には、90年代以降の歌唱楽曲を中心に収録。作品に合わせて歌っていくのが仕事だけあり、ジャンルやスタイルでは語り尽くせない歌たちばかり。むしろ堀江美都子が一つのスタイルだと再確認してしまった。
『誰も知らない』などで知られる映画監督の是枝裕和が、Coccoの楽曲に共感したことがきっかけで撮影されたドキュメンタリー映画。ライヴ・ツアーへの密着取材から故郷・沖縄での日常の生活などを追い、謎に包まれたCoccoの素顔に迫っていく。
晩春の江戸市中で、若い巫女が侍たちに襲われた。夏目影二郎は、大目付に昇進した父・常磐秀信を屋敷に送る途中、事件に遭遇する。背後に長年に亘って、確執を続ける南部・津軽両藩が浮かぶ。老中・水野忠邦は、秀信を通じて影二郎に両藩改易の証拠を掴めと命じた。奥州路を下る影二郎一行に、妖しい忍者群が襲うが…。活字が大きくなった新装版。シリーズ第六弾。
鬼子母神の祭りの夜、夏目影二郎は二名の武士が斬られるのを目撃した。状況から徳川御三家尾張藩の内紛と察知した彼は、父の大目付・常磐秀信に報告。その後、御付家老として御三家に配された五家の陰謀を知った秀信は、影二郎に影御用を命ずる。五家を焚きつける人物とは?尾張で影二郎一行を次々と危難が襲う。活字が大きくなった新装版。シリーズ第七弾。
79年の篠島、日本武道館、静岡市民会館のライヴを収録した3枚組のSHM-CD再発。20年前なので、荒ぶる魂を抱えた拓郎の歌声はザラザラで若い。顔も丸い。ラストの「人間なんて」と内ジャケにある“拓郎語録”が当時の勢いをしのばせる。ツアー・バンドには鈴木茂も参加。
大阪出身のピアノ・トリオによるメジャー・ファースト・アルバム。洋楽ポップスの手触りを持つメロディと親しみやすい日本のポップ・ソングをバランスよく融合させた楽曲はかなり高品質。ロック、ラテン、バラードなど、カラフルなイメージを持つサウンド・メイクも印象的だ。
大阪万博が成功裏に幕を閉じた昭和45年、国鉄は「ディスカバージャパン」キャンペーンをスタートさせ、一大旅行ブームを引き起こす。夢ふくらませ、心おどらせる旅行客に用意されたのは、全国津々浦々へ快適な旅を約束する優等列車であった。高度成長期を駆け抜けた日本人にとって、寝台車を利用した長距離の移動や特急への乗車は、明るい未来そのものだった。懐かしい昭和時代に書かれた、名作ルポルタージュに乗って出発進行。
瀧口修造がヨーロッパで撮影した写真を集成。
以前に二度にわたって発表されたベスト・アルバムをカップリングした豪華保存盤。活動初期のアグレッシヴな楽曲から、エレクトロ・ミュージックに接近し音楽性が変化した90年代の楽曲までを収録。彼らの変遷がたどれる内容となっている。
オリジナルとしては2007年8月リリースの『ONE MIC』以来となるアルバム。CHEMISTRYを迎えたシングル曲「あの頃…」、Foxxi misQのYU-Aをフィーチャーしたナンバーほかを収めた充実作。
ショパンの初期から晩年までのピアノ作品を、それぞれテーマを立てて分かりやすくまとめたベスト・アルバム。ピアニストはショパン演奏に定評のある演奏家たちを配し、誕生から最期までを5枚のCDに収録。ショパンの足跡をたどるDVD付き。