本書は、単語やフレーズを指さしながら会話ができる本です。実際の会話の場面で話し相手に興味を持ってもらうための工夫がいたるところでなされています。言葉の一つ一つは、使うためはもちろん、現地の人たちに“ウケる”ことも考えて選ばれており、イラストも興味をひくために盛り込みました。第1部「指さしシート」は、見たいページがすぐに開けるよう、状況・項目別に分類されています。各単語には、できるだけ実際の韓国語の発音に近い読みがなを付記。第2部は、韓国語の文法や会話のコツなどコミュニケーションをさらに深めるためのページを収録。第3部(日→韓)・第4部(韓→日)は便利な辞書形式の単語集で、それぞれ約2700語を収録しています。
タビのオトモにこの1冊!「イラスト&コミック」で気持ちを伝えよう。現地語に困った場合の「お助け英語」付き。「日本の紹介」でますます会話を広げよう。
演歌、歌謡曲の定番楽曲18曲をコンパイルしたアルバム。都はるみ「北の宿から」、ちあきなおみ「矢切の渡し」をはじめ、70年代のヒット曲や50年代〜90年代までの名曲ばかりが収録されている。
ある日、父が「作家」になった。鉄道の世界を愛した宮脇俊三だ。だが、家族にとっては、子煩悩で優しいごく普通の父だった。その死によって「紀行作家の父」に向き合った娘が、父として、また紀行作家としての姿をしなやかに綴る。インタビューに答えて妻を「時刻表みたいな人」といった父と母のこと、真夜中に執筆する父の気配、戒名「鉄道院周遊俊妙居士」の経緯など、静かに描かれるエピソードが心にしみる。
スペイン絵画を巡る旅の最後は、作家がもっとも楽しみにしていた巨匠が登場する。画家の名はジョアン・ミロ。「創作は大地から生まれるものだ」と明言するミロは故郷タラゴナと晩年を過ごしたマヨルカ島で何を感じたのか。カタルーニャの空と大地、太陽と星、そこに生きる人々に創作の根幹を見る。読んで旅するビジュアル読本、オールカラー文庫化、スペイン編ついに完結。
十日間で日本を一周する夢の特別列車「旅号」。その6号車の乗客ばかりが、相次いで不審な死を遂げた。乗り合わせた両親の依頼を受けて、日下刑事がツアーに参加したが、京都、札幌で第三、第四の殺人が!政界の大物につながる陰謀の影を、十津川警部の推理が追いつめる。交錯する旅情とサスペンス!累計一四五万部に迫る、トラベル・ミステリーの記念碑的傑作。
日本で一番やさしい中国語入門書『まんが中国語入門』の姉妹編。語学の勉強には避けて通れない文法や品詞。でも「まんが」で読めばスッキリわかる!また、「あてはめ暗記」で、簡単な会話に応用できる基本文型もたくさん学べます。絵で見て覚えるからイメージがつかみやすく、しかも忘れにくい。初めて中国語にチャレンジするなら、「まんが」で始めよう。
城での生活、食物と衣服、日々の仕事と娯楽、合戦と攻城、十字軍遠征など、騎士文化最盛期のヨーロッパの騎士たちの日常生活を、豊富なエピソードを交えながら生き生きと描きだす。
おじいちゃんから誕生日の招待状が届きました。バムとケロは、おじいちゃんの家を目指します。
コーヒーは石油につぐ巨大市場を形成する一次産品であると同時に、グローバル化時代の南北問題を鮮やかに象徴する農業生産品でもある。多様な意味を内包するコーヒーの歴史を文脈化して整理し、「コーヒーで結ばれた世界」を見渡すための歴史的視座を明示する、刺激にみちたグローバル・ヒストリーの試み。
絵地図で知る千曲川・信濃川。全長367km。日本で一番長い川・信濃川は、長野県を流れる上流部を千曲川と呼び、新潟県にはいって日本海に出るまでを信濃川と呼びます。川にはダム、発電所、橋がつくられ、川ぞいの街道や高速道路では、人や車がいそがしく行き来しています。高原野菜がとれる村や、大雪のふる町、広い水田地帯をうるおして、川は流れていきます。季節や土地によって様々な表情を見せてくれるゆたかな川・信濃川を、飯縄山の天狗の神さまと十日町の雪ん子が、雲に乗って空から案内します。
終戦の年、空襲で避難した谷中墓地で見た、夜空一面から朱の光が降りそそいでいた情景。銀行の現金引出し専用機の前で、チャリンと出てきた十円硬貨一枚に一瞬頭が錯乱したこと。小説家を目指す少年からの手紙や、漂流記の魅力についてー事実こそ小説である、という徹底した創作姿勢で知られる著者が遺した、珠玉のエッセイ。