柴田元幸が訪ねた、訊いた、そして翻訳した!作家が肉声(=英語)で語る「小説の作法」(村上春樹インタビューは日本語のみでCD未収録)。
佐平次親分こと佐助は、お鶴の故郷、上州は高崎へ赴くこととなった。道すがら、二人の後をつけてくる謎の男に気づいた佐助。これまでの捕物で、佐平次親分に恨みを持った人間が襲ってくるのではないかと危惧の念を抱く。一方、江戸では平助が同心の井原伊十郎より面倒な問題を持ち込まれていた。井原はある駕篭屋の主人の妾に手を出し、何者かに揺すられているというのだ。渋々探索を引き受けた平助だったが、佐平次親分の名を語り悪事を働く偽者の存在を知ることにー。偽の佐平次親分の正体とは!?果たして、佐助は無事に上州へたどり着けるのか!?大好評シリーズ第十七弾。
サンフランシスコのアパートで恋人と過ごした土曜日の午後。ニューヨークの老舗古書店で大切なことを教わった日。18歳のときに初めてアメリカを旅してからずっと、いくつもの出会いと、かけがえのない日々をくれた場所はいつも「旅先」だった。『暮しの手帖』編集長の著者が、自身の旅について飾らない言葉でひとつひとつ綴った自伝的エッセイ集。軽やかな心で明日から旅に出たくなるような一冊。
ベストセラー児童文学を映画化したミュージカル・ファンタジー。動物の言葉がわかるドリトル先生は、いつも動物たちの病気やケガを治している。そして伝説の巨大カタツムリを探し、動物たちとともに船の旅に出る。
最高の音で楽しむために!
今、カスタネダの世界の新たなる側面が、仲間の女呪術師によって明かされる!タイシャ・エイブラーは、ドン・ファン・マトスの指導の下、メキシコ出身の指導者たちから入念なる指導を施された、三人の女性からなるグループの一員である。本書はタイシャ・エイブラーが“忍び寄りの人”として受けた、驚くべき訓練の記録を伝えるものである。
人は何を和歌に託し、和歌は何を秘めて続いてきたのだろうか。本書は江戸後期、信越・東北・北海道などを歩き数多くの旅日記や地誌を記した菅江真澄の「和歌」「地誌」に注目する。秋田藩主はなぜ、菅江真澄に、名所探し・名所作りを命じたのか?それは真澄が「和歌」の役割を十分に理解していたから託すことが出来たのではないか。とすれば、その役割とは何なのか。菅江真澄から、日本全土を覆い尽くしてきた、「和歌」が見えてくる。本書はそれだけ根源的な問いを投げかける。日本人にとって、和歌とは何か、と。
現代数学を代表する分野、トポロジーを独力で創りあげた天才数学者が遺した、ポアンカレ予想。並みいる数学者たちがそれに立ち向かっては敗れ、いつしかそれは100万ドルが掛けられる難題とみなされていた。しかし経験と知識は蓄積され、100年が経ち、リッチ・フローという武器をひっ下げた、謎めいた数学者ペレルマンが大胆不敵な解答を示したが、数学界はさらなる激震に襲われる…知に汗握る出色の数学ノンフィクション。
本書は、単語やフレーズを指さしながら会話ができる本です。実際の会話の場面で話し相手に興味を持ってもらうための工夫がいたるところでなされています。言葉の一つ一つは、使うためはもちろんのこと、現地の人たちに“ウケる”ことも考えて選ばれており、イラストも興味をひくために盛り込みました。第1部「指さしシート」は、見たいページがすぐに開けるよう、状況・項目別に分類されています。各単語には、できるだけ実際の広東語の発音に近い読みがなを付記。第2部は、香港で楽しく会話するために、広東語の文法や会話のコツなども紹介。便利な辞書形式の単語集は、第3部にて約3000語(日本語→広東語)、第4部にて約2200語(英語・広東語→日本語)を収録しています。