「マリファナを吸ってなぜ悪いんだ」煙に誘われ、僕は退屈な日本にサヨナラを告げた。タイ北部の秘境「黄金の三角地帯」、ヒッピー世界三大聖地のひとつネパールのカトマンズ、激しい内戦下のトルコ…。行く先々で手に入れた多種多様なドラッグがもたらす幻想と出会い。十九歳の初体験以来、放浪を続けた青春の旅行記、アジア・中近東編。
マリファナの虜になった僕は、もっとハイになりたくて中近東から北米、さらに南米まで足を延ばした。ロサンゼルスの蝦蟇ガエル、カリブの楽園ベリーズのハシシュ、ボリビア「月の谷」の幻覚サボテン…。トリップを重ねるたびにマリファナへの愛着は深まっていく。青春のすべてをマリファナを追い求めた放浪の旅に費やした僕が見た世界とは。
クリスマスの少し前、フェリックスは1通の手紙を書きます。「サンタクロースへあなたはほんとうにいるのですか」しばらくして、フェリックスに北極から手紙がとどきます。そしてある朝とつぜん、旅行好きのウサギのぬいぐるみは、いなくなってしまいました。しばらくして、ソフィーに手紙がとどきます。サンタクロースがどんな生活をしているのか、世界にはどんなクリスマスの習慣があるのか…。
英国生まれの世界的プラントハンターが、植物採集のため幕末の長崎、江戸、北京などを歴訪。団子坂や染井村の植木市など各地で珍しい園芸植物を手に入れるだけでなく、茶店や農家の庭先、宿泊先の寺院で庶民の暮らしぶりを自ら体験。日本の文化や社会を暖かな目で観察する一方、桜田門外の変、英国公使館襲撃事件や生麦事件など生々しい見聞をも記述。幕末日本の実情をつぶさに伝える貴重な探訪記。
英国人女性旅行家イザベラ・バードが朝鮮を訪れたのは、一八九四年、六二歳の時のことである。以降三年余、バードは四度にわたり朝鮮各地を旅した。折りしも朝鮮内外には、日清戦争、東学党の反乱、閔妃暗殺等の歴史的事件が続発する。国際情勢に翻弄される李朝末期の不穏な政情や、開国間もない朝鮮に色濃く残る伝統的風土・民俗・文化等々、バードの眼に映った朝鮮の素顔を忠実に伝える名紀行。
苦いやるせない旅人の思いと、青春の屈折した心情を見事に描いたヘルマン・ヘッセに魅せられた著者が作品を地で行くドイツ郷愁旅記。東西ドイツと統一ドイツ、二つの旅。
なぜかココロが明るくなる、ホンネぶちまけ壮快エッセー。本書は雑誌『旅行読売』に連載した三年四か月分の随筆をまとめたもの。
日本で活版印刷の誕生は二度あった。最初は天正遣欧少年使節によって島原の加津佐でスタート。二度目はそれから250年後の長崎が出発点。いまや失速寸前の活版印刷誕生の地を訪ねて著者が見たものは聞いたものは。
「世界各国の名所旧跡、地理風俗には、パズル的発想を刺激する材料が、ふんだんにある。また、各国に伝わる民話のなかにも、まさにパズルそのものといえるような、知者・賢者の物語が盛り込まれている」(「まえがき」より)アジアからヨーロッパ、アメリカまでの、80日間世界一周旅行!楽しみながら頭が良くなる“第3便”。
キングドンーウォード(1885-1958)は、チベット奥地、ビルマ北部等における調査探検の中で、英国の寒冷な気候に耐える植物を数多く採集した。サクラソウやシャクナゲ、愛好家の心をとらえてやまない青いケシ、そして茶、棺の木などの様々なエピソードを記す。
「身近にあるものだけを使い、誰がやってもできる」という大原則を守りながら、またまた子どもがアッと驚くような不思議な現象をつぎつぎと起こします。
ペルーを旅する人、旅したい人、必読。完壁版トラベル&ミステリーガイド。
本書は3つの部分からなる。第一部は会話練習編である。ここでは旅行でチェコを訪れたときによく使う表現を場面ごとに分類し、それぞれを「話す表現」と「聞く表現」に分けて示した。第二部は文型練習編である。チェコ語の学習者はここで出てくる簡単な文型をもとに、基本的な語彙を増やし、会話練習編にある表現をさらに応用することができる。第三部は語彙集である。ここではテーマ別に分類した語彙のあとに、会話練習編および文型練習編で使われた語と表現が日本語から引けるようになっている。
フルカラー表記で見やすさ抜群。指さしでも通じる大きな文字の重要表現。すべての会話例に英語も併記。万全のトラブル対応会話例。さっと引ける和英西・西和辞書。