2007年には紅白歌合戦出場も果たした中村中のセカンド・アルバム。そこでも歌われた代表曲「友達の詩」にある透明感とは裏腹に、どろどろとした情念を感じさせる作品集だ。昭和歌謡というか、阿久悠が作った歌の世界観に通じるものを感じる。
ヴォーカルの弾く三味線の音と、ヘヴィ・ミクスチャー・サウンドとの異色の組み合わせで勝負するバンド、これがファースト・アルバム。アコースティック曲からタイガースのカヴァー「色つきの女でいてくれよ」まで、意外性に富むアレンジのセンスと甘いヴォーカルとの共存が面白い。
党内派閥は「合従連衡」、六カ国協議は「一衣帯水」、京都の老舗は「創業守成」、株式市場は「波瀾万丈」、貴様と俺とは「刎頚之交」、銀座のバーなら「傾国傾城」、家へ帰れば「偕老同穴」、晩酌さかなは「鱸膾蓴羹」、休暇はハワイの「白砂青松」、温暖化で世界は「一蓮托生」。1語1ページで366熟語を収録。手軽に読める四字熟語の決定版。
吉川拓斗はごく平凡な高校一年生、とはいいがたい秘密を持っていた。広城暴力団・三郷会の会長である父と、その片腕を務める兄。二人との関係が良好なだけに、拓斗は「ヤクザの子」という現実に苦しんでいた。そんな時、ホームステイにやって来た同い年の留学生・トニオ。明るく優しく頼もしい彼に惹かれていく拓斗だが、トニオがマフィアのドンの一人息子だと知って…。
デビュー30周年を迎える杉真理のアルバムは、竹内まりやや安部恭弘、伊藤銀次、松尾清憲、堂島公平、須藤薫、村田和人ら縁の深い仲間たちを迎えて制作された特別な作品。収録の13トラックには永遠にとけないポップスの魔法がたっぷりと詰め込まれている。
かつて、日本全国に見られた「国鉄の風景」は、その後どのような変遷をたどったのか。定点撮影によって、昭和と現在との変貌ぶりを比較する。
1年366日それぞれにゆかりの樹木を当てはめて、様々なエピソードとともに紹介。季節の移ろいの中にちりばめられた樹木と人の物語。
聖都防衛隊の特務隊士として切った張ったの毎日を送るマリアが、なんと社交界にデビュー!?マリアの友人であるお嬢様・シャルロッテの誕生会に誘われたマリアだったが、あまりの豪華さにちょっとビビリ気味。おまけにフレイムはシャルロッテの弟エアハルト君の美少年ぶりに大興奮!で、むしろ問題が起きそうで頭が痛い。しかもその時、シャルロッテの父親に恨みを持つ盗賊たちが襲撃をしてきた。どうするどうなる誕生会!?おちこぼれ(?)召喚士マリアとどこかちょっとずれてる仲間たちの日常をマッタリと描く、コミカルファンタジー短編集第4弾。
クラシック業界以外ではあまり耳にしないユーフォニアム。この楽器の世界的プレイヤーが巨匠・前田憲男の手ほどきでジャズの名曲をライヴで演奏。ホルンよりもさらに優しく温かみのある音色には、主張してナンボのジャズのアドリブにはない素朴な魅力がある。
ちょっとちょっと!なんだかスゴイ本があるんだって!モンスターとの戦い方とか、クロたちの冒険のこととかがぜ〜んぶまとめて載っちゃって、しかも、クローシェ様の親衛隊になるI.P.D.も、100人全員見つけられちゃう。創造詩を紡ぐための世界にひとつの完全攻略本。
弾き語りコンサート“寄り道”のライヴ音源として、ツアー会場とWEBのみで限定販売されていたCDに、2007年の大阪公演のライヴ映像をDVDに追加収録した完全盤。「中央線」「星のラブレター」で始まり、「島唄」で終わるセット・リストも最高。
カラヤン生誕100年を記念して発表されたBOX。1938年録音の「魔笛」序曲から最後となった89年のブルックナー:交響曲第7番まで、ドイツ・グラモフォンに録音されたすべてを収録した画期的な大全集だ。