“夜”が深くなる、冬を迎えたグメーラ。パラデール教の司祭・ミーナは、昼と夜とで入れ替わる伯爵兄弟にも慣れ、平和に暮らしていた。ある日、再発したレイヴェンの“悪癖”をナリスフレイが彼女にぼやいていると、すらりとした旅姿の聖職者が司祭館を訪れる。それは、ミーナの先輩であるフィーンだった!グメーラの司教に任じられたとミーナを抱きすくめるフィーンに、ナリスフレイとレイヴェンは不愉快さを隠せずにいてー!?闇が光を超えるとき、乙女の祈りの歌が選び取るものとは…。
70年代にアメリカでも活動し、2010年3月に急逝した本格派女性シンガーのジャズ・ナンバーをカヴァーしたベスト・アルバム。アメリカのエンターテイナーから指名を受ける実力どおりの見事な歌声を聴かせてくれる。
「英語学習者にとっての重要度」+「ネイティブの使用頻度リスト」に基づいた究極の英単語リストSVL12000の中級の6000語で、ネイティブは日常のことも非日常のことも言っている!リスニング力アップの強力な味方。
事件から一〇年がたとうとしているいま、あらためて、NHKはだれのためにあるのかを問いたい。沈黙はなにも解決してくれない。毎日毎日人の道を説き、社会のありようを提言しつづける放送局が、ふだんの多弁とはうって変わって沈黙を守りつづけるのは、どう考えても不自然だ。いま、すべてが語られねばならない。番組はなぜあれほど無惨に書き変えられたのか。事件後になにがおこなわれ、なにがおこなわれなかったのかー。
身近な事例解説でわかる。エクセルだけでできる。早稲田大学オープンカレッジ人気講座「Excelで学ぶデータ分析」の要点がこの1冊に。
余命半年と告げられた晃子は、抗癌剤による吐き気と痛み、死への恐怖に耐えながら娘への思いを綴る。我が子を抱くことすら出来ない不自由な身体の彼女を、「何も出来なくても、一日でも長生きしてほしい」と家族は励まし続ける。限られた命を本作りに捧げる晃子を二人三脚でサポートした編集者と病室で見守り続けた家族との感動ノンフィクション。
「見れる」「食べれる」の“ラ抜き言葉”は何がおかしい?「よろしかったでしょうか?」は“た”が過去形だから変?-私たちが普段、何気なく使っている表現だが、実はこうした疑問点は「古文」を知ることで説明できるのだ。本書は、駿台予備学校のカリスマ古文講師が、「あなたの日本語は何年生レベル?」「古文が分かれば『落語』だってもっと面白い!」「センター試験を国語で斬る!」など、多様な角度から現代語と古文の密接な関係を解説していく。古文を学べば、あなたの言葉はもっと輝く。
最高の音で楽しむために!
永遠のベストセラー『赤毛のアン』出版の経緯や、牧師の妻・二児の母・人気作家の三役を完璧にこなそうとしたモンゴメリ女史の人知れぬ苦労を、美しいプリンス・エドワード島の風景と、記念の品々の写真を多数織りこんで、紹介する、アンの夢の世界。
日本古来の歌舞と大陸伝来の楽を一三〇〇年以上伝える雅楽。その古えの音を現代の楽人が奏で、現実空間に鳴り響かせる五つの場へ案内する。栄華の都の京都御所、一二世紀から続く奈良・春日大社の若宮おん祭、聖徳太子信仰で賑わう大阪の四天王寺、皇居東御苑の宮内庁式部職楽部、そのお堀端に立つ国立劇場へ。雅楽の基本知識も解説。
お正月、鏡開き、節分、雛祭り、針供養、端午の節句、更衣、七夕、盆踊り、お月見…etc.日本には昔から続いているステキな行事がたくさんあります。イラストレーター・エッセイストの平野恵理子さんは、そんな昔からの行事を、生活の中に、さりげなく、ちょっぴりはしょりながら取り入れて愉しむのが上手。「季節の移ろいは、飛ぶように過ぎていってしまいます。びゅんびゅん過ぎていく毎日にアクセントとなるのが、昔からの行事」という、平野さん流・無理なく、気負わず、たのしい行事。読み終えたあとは、あなたもやってみたくなる。
ぼくが生まれた日、ばあちゃんが捨てられていた子犬を拾ってきた。その名はオアシス。ボーダーコリーのミックスらしく、陽気でやさしく、不思議な力を持った犬だった!その日からぼくらはいっしょに育ち、わが家の笑いと涙はいつもオアシスとともにあった。初恋だって、冒険だって、新聞に載っちゃうような大事件だってー。とぼけた顔をして生き物から宝物までなんでも拾ってきてしまう犬オアシスと、その飼い主一家が巻き起こす珍事件・大騒動の数々を綴る、ほのぼの成長物語。はた万次郎氏のイラストを多数収録。
希望を捨てるな。何が起こるかわからないこそ、人生は面白い。
パワーユーザーの上級テクニックを完全凝縮。