「ニーベルングの指環」4部作のハイライト集。音源は60年代に録音され、大きな話題になったカラヤンのもの。歌手陣は当時の一流のワーグナー歌手を揃え、精密で流麗な演奏を繰り広げている。
彼のシェルター・レーベル時代(70〜75年)の名曲を集めたベスト盤『追憶の日々』に、2005年秋の来日に合わせて、日本盤のみ(19)(20)のボーナス曲を追加。彼の渋いヴォーカルと作曲家としての才能を改めて痛感しつつ、どこかオトナな気分になれる一枚だ。
心に優しく響くオルゴールの調べを堪能できるシリーズ。ポップス、クラシック、洋楽などジャンルを問わず、流行に左右されない楽曲をセレクトしてあるので、いつまでも聴き飽きることはない。
「ムーン・リバー」「シャレード」「ひまわり」など数々の名曲を残した、スクリーン・テーマの巨匠ヘンリー・マンシーニのベスト・コレクション。聴けばあの名画のワン・シーンが目に浮かんでくるはず。
木村拓哉×常盤貴子主演で大ヒットを記録したTBS系ドラマ。足の不自由な女性とヘア・デザイナーの恋愛を描く感動作。“バリアフリー”問題などを訴える社会性も持ち合わせた、珠玉のラブ・ストーリーだ。
“あらきゆうこ”が新ドラマーとして加入した新編成ポラリスの第一作。楽曲のところどころでリズム隊が新生面をアグレッシヴに主張しつつ、持ち前の浮遊・遊泳サウンドを70分強に渡り展開。同じ浮遊サウンドの雄“キセル”辻村豪文との競演(11)で、心地好さは最高潮に。
各ディスク堂々70分を越す2牧組ベスト。タイトルから見ても、20周年記念のベストと捉えてよさそう。もちろん内容もそれにふさわしく、彼らの歴史の中の代表曲が網羅されている。時間軸に合わせた曲順になっているので、その変化も感じられやすい。
2001年にもシルクロードを題材にした作品を発表しているヨーヨー・マだが、本作はNHKスペシャル『新シルクロード』のサントラ。2001年作と同じ共演者たちと、中国から地中海へと連なる、その貿易路沿いのさまざまな地域の音の要素を巧みに用いながら、時空を超える旅を演出。★
柴田淳のサード・アルバムはシングル曲(3)(5)を含む全11曲。もっと声を張りたいところの少し手前で、抑え気味に唄っているところが逆にドラマ性を高めて聴き手への浸透圧を強めている。粘っこさと乾いた味の微妙なバランスが、この人の最大の魅力ではないか。
2005年に30周年を迎える日本アニメーション。それを記念した音楽アルバム・シリーズの第3弾は、世界名作劇場屈指の名作『小公女セーラ』。下成佐登子が歌う主題歌をはじめ、樋口康雄によるBGMを堪能できる。
話題のピアニスト、フジ子・ヘミングは、昔からピアノ演奏の合間を縫って、絵を描き続けてきた。そんな彼女の絵やイラストを彼女自身の演奏をBGMとして録画で紹介する。
大ヒットを記録したRPGのオリジナル・サントラ。改めて聴き直してみると、いかに1曲1曲に深い意味合いが込められているかわかる気がする。これはもう映画音楽以上の出来ばえ。ジャケットに譜面が掲載された「回想」は、作曲者本人が語る以上に名曲だ。
2004年に放送25周年を迎える名作アニメ『未来少年コナン』の完全BGM集。現存するオープニング、エンディング、挿入BGMなどすべてを収録。往年のファンや宮崎駿ファンも要チェック。
テレビ・ドラマ史上に残る、ご存じ名刑事ドラマの主題歌をレコード会社の枠を超え一枚に収録。「太陽にほえろ!」に始まり、「大都会」「西部警察」「あぶない刑事」「特捜最前線」「非情のライセンス」「熱中時代」など、26曲を収録。朝の目覚ましソングとしても効果大。
3社合同企画によるベスト・ヒット集の第2期。「チャンピオン」「冬の稲妻」「君のひとみは〜」ほか、どれを聴いても名曲ばかりのアリス・ナンバーを2枚組で。デジタル・リマスタリング盤。
“魅惑のセクシー・ヴォイス”として、今なお世の男性ファンを魅了してやまないジュリー・ロンドン。彼女の人気曲を、ポピュラー・ナンバーを中心にセレクトしたベスト盤。日本独自企画。