音楽理論の基礎から、音楽の歴史、音楽に関する物理学など、音楽にまつわる広範な知識を一気に学べる!
安政七(1860)年三月三日に、雪降る桜田門外で、井伊大老が暗殺された。徳川幕府の瓦解のはじまりだった。当日の江戸城内には、最高官位の和宮に献上された豪華な「五段雛人形」が飾られていた。家茂将軍の権威と威光をしめす演出であった。すぐさま極秘裏に撤去された。日比谷健次郎は武蔵国足立郡の郷士で、北辰一刀流の免許皆伝である。日比谷家、三郷の加藤家、八潮の佐藤家の三家は、徳川幕府の特命を請け負う「内密御用家」であった。徳川政権が倒れて、戊辰戦争が勃発すると、三家は隠密として臨機の処置で俊敏に活躍する。「徳川の頭脳」といわれた陸軍奉行並の松平太郎が、江戸城の無血開城前に金座・銀座から秘かに百万両を運びだす。隠密御用家は埋蔵金の隠し場所につとめた。膨大な金が旧幕府軍、新選組、奥羽越列藩の戦費となった。新政府軍が上野戦争を仕掛けてきた。戦火のなか、和宮の願いもあり日比谷健次郎たちは命をかけて、寛永寺貫主の輪王寺宮を危機一髪で救出する。奥州に逃げ延びた輪王寺宮は『東武天皇』として即位し、三月十五日『延壽』(えんじゅ)という元号を発布した。西側の幼帝と東側の東武天皇という、南北朝に似た国家分断の戦いになった。新政府軍が勝利し、元号『延壽』が歴史から消された。戊辰戦争が終わると、井伊大老の殺害で消えていた五段雛人形が、悲劇の皇女・和宮にからみ意外な展開をみせた。薩長政権が捏造した幕末史を暴く歴史小説である。
読書家でなくとも、本は読む。猫と遊んで、ごはんを作り、今日もゆるゆるページをひらく。「本のある愉しい暮らし」を軽やかにつづったエッセイ集。酒井順子さんとの巻末対談も収録。
齢十五にして安東家を継いだ八代目当主、愛季は胸を滾らせた。国の安寧は、民を養ってこそなせるもの。そのためにも、かつて東北有数と言われた野代湊を復興してみせる。「載舟覆舟」の国造りを始めた愛季だが、次々と困難に直面する。檜山と湊、両安東家の統一、蝦夷との交易、中央勢力の脅威ー。「斗星(北斗七星)の北天に在るにさも似たり」と評された稀代の智将を描く本格歴史長篇。
徹底した現場主義。五感をフル活用して誕生した新しい東京メトロ研究本!たくさんの現場に潜入取材を敢行!自分自身で実際に体験し、五感をフル活用して『中の人』である東京メトロ社員の方々の思いや取り組み、ちょっとお茶目な一面も伝えていきます。東京メトロの魅力や秘密、楽しみ方をマニアックに掘って掘って掘り下げた1冊です。どうぞ、お楽しみください!
「アノコロの桜と春、、、」
移り変わる四季の中で、多くの想い出と共に寄り添ってきた、春ソング、桜ソング、卒業ソング・・・
懐かしい名曲の数々に耳を傾けると、アノコロの情景が蘇る。
90~10年代を中心としたヒットソング、計38曲を原曲ノンストップMIXで収録。
ザ・ラスト・キャバ嬢ーこの厳しすぎる時代、月に億を稼ぐこともザラ、そんな一条響の「セルフ・ブランディング」をはじめて語り尽くす!
Live Blu-ray & DVD「エレファントカシマシ 日比谷野外大音楽堂 2020」発売決定!
31年連続開催という前人未到の記録を更新し続ける、エレファントカシマシの“聖地”日比谷野外大音楽堂 2020を完全収録した映像作品のリリースが決定!
史上初のオンライン生配信も行なった同公演を、長年エレカシの映像を手がけている丹修一監督が改めて映像作品として、再編集し完全ノーカット収録。
エレファントカシマシ各年代の名曲の数々が披露された本公演を完全収録!
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エレファントカシマシ各年代の名曲の数々が披露された本公演を完全収録!
ハナレグミ 3年半ぶり8枚目となる、待望のオリジナルアルバム リリース決定!
前作「SHINJITERU」(2017年10月25日発売)からおよそ3年半ぶり、
通算8枚目のオリジナルアルバムがリリース決定!クラシエ薬品「漢方セラピー」のブランドソングに
書き下ろし提供した新曲「Quiet Light」を含む全10曲を収録予定。(収録曲等、詳細後報)
訳書200冊の名翻訳家が自身の訳書を読み直し、翻訳人生最大の危機からチャンドラー新訳での大発見まで、40年間のエンタメ翻訳界を振り返る!
音楽好きの人ならば、「彼」の姿を、東京、ベルリン、パリ、ロサンゼルスなど、内外の名だたるコンサートホールで見かけるだろう。銀縁眼鏡の奥の視線は、ホールの空間とオケの配置を鋭く見定めている。彼の名は、豊田泰久。コンサートホールの、究極の黒衣である。