アイドルの流行歌にあわせて踊ってみたら、息があがって収まらず、エスカレーターに乗ろうとすればタイミングが合わない。鮨店では写真ばかり撮っている夫婦に呆れ、伝票に印鑑を押そうと手にしていたのは“靴べら”だった…。物忘れや小さな文字の見間違い、体調不良など、ひたひたと近づいてくる加齢に落ち込むこともあるけれど、時には毒づき、かわしながら「まあまあ」で過ごせたら良しとしよう。爽快な日常エッセイ集!
前著『管理監督者のための人為ミス未然防止法A-KOMIK』において、製造現場で多発する人為ミスに焦点をあて、その発生メカニズムと未然防止のための取り組み方を紹介した著者が、本書では、人為ミス未然防止のために、より実践的で効果的なA-KOMIKの活用法を、現場リーダー向けの訓練プログラムとして提案する。現場リーダーがA-KOMIKサイクルを回せば回すほど、人為ミスの発生しにくい強い現場が実現できる。
理工系ミステリィ作家の毎日は工作の連続だ。掃除機を分解修理し、ミニチュア鉄道を庭に敷設し、さらなる工作生活の充実のためにガレージまで建てて、夜な夜な旋盤を回し、部品を削るー。手になじんだ工具への愛着、空を駆ける模型飛行機への憧れ、パーツを探した模型店の思い出などにふれつつ、小説の創り方や人生哲学もさらりと語る、「モノを作る幸せ」に充ちたエッセイ集。
“空にほろほろと、銀の光が現れだした。地上に生き物の気配はなく、天ばかりが星でにぎわっている。火をともすことなど、もうだれにもできないー”世界は、時とともに移ろい変じ、その上を月が満ちては欠ける。人は過ち、人は願い、人は光をともす。祈り、立ち向かい、打ちひしがれながら野に生きる者たちの日々。六つの短編と、「旧世界」を収録したシリーズ外伝。
「見た目の生活は全く変わらないが、夫の死後飼い始めた2匹の猫だけが、家族の数を埋める大きな変化である」。ベストセラー『夫の後始末』のその後。夫・三浦朱門の死去から5年、90代を迎えた著者が辿り着いた境地とはー。ひとりの老後を豊かに暮らすためのヒントが満載。日常の気構えと幸福の極意を綴るエッセイ集。『自分流のすすめ』を改題のうえ、インタビュー「寂しさは埋まらなくても、友と猫と食事があれば」を増補した決定版。
ラーヴィル国立魔法学園には、講師も怯えるほどの化物が存在する。その男の名はーアード・メテオール。女王の勅命により動く、秘密組織“女王の影”での活躍を描いた・『英卑逆転』。学園の地下ダンジョンに眠る“旧き神”との壮絶な戦い・『神滅ノ巻』。“邪神”の思念体に洗脳された少女を救う・『信愛必救ノ巻』。何者かの手によって、学園すべての者の性別が反転する・『情理逆転ノ巻』。もたらされるは蹂躙か救済かー。平穏を願う村人Aの学園活劇。そして、勇者との邂逅により、世界を変えるに至る魔王の過去も明かされる『史上最強の大魔王』シリーズ初の短編集!
子どもたちの腕に名前と生年月日、連絡先を書いた。万が一、死んでしまっても身元が分かるように。2児の母の絵本作家が記す、地下室での避難生活から国外への脱出まで。
江戸時代、山間の集落葛野には「いつきひめ」と呼ばれる巫女がいた。よそ者ながら巫女の護衛役を務める青年・甚太は、討伐に赴いた森で、遥か未来を語る不思議な鬼に出会うー江戸から平成へ。刀を振るう意味を問い続けながら途方もない時間を旅する鬼人を描いた、和風ファンタジー巨編の第1巻。デビュー作にして絶賛の嵐だった話題作が、早くも文庫化!
小さなキッチンスタジオ「リスタクリナリースクール」の6人の卒業生ママが選んでいる、それぞれのスローな暮らし。子どもがいるからこそより充実し、幸せなライフスタイルと、簡単だけど手抜きはしない、ハートウォーミングなお料理には安心・安全と、栄養バランスにも配慮した、おいしいアイデアが満載です。毎日の食卓に必要なのは、地球と子どもたちの未来につながる「命のバトン」を繋ぐレシピなのです。
「ちょっと料理でもやってみようかな」「これからは料理くらいできないと困るかな」そう思い始めたあなたのために、ひとり分の「困った!」にこたえます。作り置きに頼らなくても、大丈夫。ひとり分でも、美味しくできる66品。