レコード演奏に人生を捧げた、伝説のジャズ喫茶店主の原点。
在日25年のイタリア人と日本人ピアニストが夫妻でつづる、誰でも幸せになれるイタリア的発想術。健康で、朗らか。熱くなり過ぎることもあるけれど、心の中はいつもシンプルで、晴れている。日本とイタリアの真ん中から届ける、幸せを見つけるための新提案。
ディアスの公爵就任にメーア達の出産と、メデたいこと尽くしのイルク村。領の名前も「メーアバダル領」と改め、領主として新たな一歩を踏み出していく。順調に冬備えを進めていくディアス達。そこに、正体不明の老人が訪れる。生命感知魔法も魂鑑定も反応しないこの老人の正体は一体…!?さらに、王都からメーアバダル領を目指して一人歩みを進める男の姿もー。村を訪れた彼らを新たな領民に加え、さらに賑やかになったイルク村。暖かい冬服を身にまとい、冬備えも一段落したところで、ディアス達に思わぬ知らせが届く。なんと、強大な魔物「フレイムドラゴン」が領に向かっているというのだ。領民一同、力を合わせて、いざドラゴン退治!!
そしてふたたび夏、麗しい夏の一日。ひと組の男女が織りなす言葉のダンス。追憶、諍い、嘆息、夏の風の中の樹々のざわめきー現代欧州文学を代表する知性による、静謐な二人芝居。2014年国際イプセン賞受賞作家が描きだす言葉にされぬものたちの声。
読まなければ分からない岡潔先生像が明らかに。8年の歳月をかけた情緒溢れるフィールドワーク。そこで出逢った岡潔先生を知る人々との話を綴る。
「暴走老人」と言われようと、その実は終始「やんちゃな少年」だった。「超保守」でありながら、「左派」的な思想を持っていた。都知事時代の石原慎太郎と対峙し続けた報道記者が紐解く、あの日・あの時・あの発言!
毎日が挑戦と発見だらけ。奇才クリエーターの創作のひみつ。-湯浅政明監督自身が、これまでに手掛けた作品を振り返る。
音楽とアートで時代を切り拓いた二人の魂のメッセージ。『ローリングストーン』の中心的ライターが、彼らの肉声とともに回想する。亡くなる三日前のジョンの貴重なインタビューも収録。
マリアは前世で異母妹リリスに陰湿な虐めを受けた挙句に殺されてしまう。転生した先はなんとリリスの娘。それも王女としてだった。協力者ジンの手を借りながら、マリアは一人ずつ復讐していく。女好きの馬屋番。自分本位なメイド長。美しさに心を支配されすぎた母娘。残忍な医者。前世の継母。前世で自分をいたぶった者たちに。最愛の妹ニナを奪った者たちに。そして最後のターゲットはー「死んでも貴女に復讐します。お母さま」書き下ろし短編収録。
品格高く新面目の旗を掲げながら狭き門を行く喜壽老旗手の健勝を祈って。古典藝能界、その能狂言の世界に身を置いて半世紀に及んだ実践と思索の成果を慶賀する。
恐怖が実相であり、平穏は有難い仮象にすぎない。現代日本最高峰の作家による、百余篇収録の最新エッセイ集。短篇小説「平成紀行」を併録。
道元が説き世阿弥が形にし職人が継承してきた日本人の心と生き方。