君主の死はその人生にとって非常に重要なできごとである。後世に残る当人のイメージを決定づけるからだ。模範的な態度と威厳をもって、臨終の苦しみに立ち向かい、崇高さの頂点をめざさねばならないゆえに、君主にとってその最期は、伝説のはじまりとなるのだ。
糸井重里が撮り続けた、愛犬ブイヨンの毎日。ほぼ日刊イトイ新聞で多くの読者に愛されている写真連載が一冊に。「人間のおかあさん」こと樋口可南子のインタビューも収録。
一九七八年、パリの丸山圭三郎一家。かの大著『ソシュールの思想』を世に問う前夜、丸山圭三郎は家族を伴いパリに一年間暮らした。パリで一服の解放感を味わう夫と、現地でことばを覚え、とまどいながらもフランスにとけこんでゆく娘。その生き生きとした姿を、当時のパリの空気とともに、妻であり母親の視点から描く。-そして娘は字幕翻訳者への道を選ぶ。当時公刊されたエッセイに加え、新たに書き下ろした四十年後の思い、親子三人の往復書簡(初公開)を収録。
おじいさんの家で過ごした日々。それは、ぼくにとって唯一無二の帰る場所だ。ぼくは時おり、あの頃のことを丁寧に思い出す。ぼくはいつだって戻ることができる。あの、はじまりの夏にー。おとなになってゆく少年の姿をやさしくすこやかに描きあげ、野間児童文芸賞、坪田譲治文学賞をダブル受賞した感動作。
聖書朗読と思索と執筆。茅ヶ崎のホームに遺された独り居の日記。
カール大帝からナポレオン3世にいたるまで、フランスという国をつくったおもな君主たちは、どのように死を迎えたのだろうか?現代屈指の歴史研究者を執筆者に迎え、学術的な正確さと読みものとしての面白さを追求し、この疑問にはじめて答える。
お待たせ!のりまき2本目、さぁどうぞ。巻かれているのは、ぼくらの「すたんど・ばい・みー」元気が出るぞォ!
幸せ案内人、一人さんがみんなが抱える365日の悩みをすっきり解決!
2匹の愛猫とのドタバタほっこり3にん暮らし。猫たちと一緒に、いつものおだやかで幸せな日常をー。愛いっぱいのにゃんこコミックエッセイ。
今だからこそお届けしたい「あの頃」、そこからの「今」を歌う新曲CDシリーズ登場!
第4弾はQUELL・久我壱流(CV:野上 翔)が歌う「あの日々があるから」。
あの頃の僕たちに、届きますように。
ファッション界の巨匠ディオールのトップモデルから、楽壇の帝王カラヤンの妻になった女性、エリエッテ。初めて明かされる、その生涯。フランス・プロヴァンス地方で生まれた聡明で美しい少女は第二次世界大戦の苦難を乗り越え、ファッション界に入り、十八歳のときに「運命の人」カラヤンと出会う。結婚直後の演奏旅行から、その腕の中でみとったカラヤンの最期までともに生きた日々を、初めて自分の言葉で語った!カラヤンの音楽を理解する上で貴重な資料となる一冊。