イ・ビョンホン、チェ・ジウ、リュ・シウォン出演、名作韓国ドラマ『美しき日々』シナリオ対訳集、登場。
八十を過ぎた老作家は、作者自身を思わせて、五十過ぎの重度アルコール中毒の息子の世話に奮闘する。再婚の妻は血のつながらぬ息子の看病に疲れて、健忘症になってしまう。作者は、転院のため新しい病院を探し歩く己れの日常を、時にユーモラスなまでの開かれた心で読者に逐一説明をする。複雑な現代の家族と老いのテーマを、私小説を越えた自在の面白さで描く。『抱擁家族』の世界の三十年後の姿。
黒色が平和をもたらす『瑞兆』の証とされる中華風の異世界に迷い込み、璃寛皇国の皇帝に拾われ後宮の妃になってしまった紗耶。しかし退屈すぎる生活に限界を迎え、こっそり抜け出し男装して官吏として働き始め…気付けば大出世!「黒髪ってバレても女ってバレても大問題だよね…」滅多に姿を見せない『ひきこもり妃』とたった五年で尚書省次席まで登りつめた有能官吏。日々2つの顔を使い分け、次々やってくる国の危難を解決します!第6回カクヨムWeb小説コンテスト恋愛部門特別賞受賞作!!
100人に3人発症しているというパニック障害。不安な日常を可愛い絵と深い考察で綴った治療エッセイ。
純朴な新入社員だった平山千聖を、まんまと自分の可愛い「仔犬」にしてフランスへと連れていった、鬼畜なゲイの石黒和臣。フランスの名門候爵家の当主である伯父夫妻もまた、和臣と同じ嗜好の持ち主で、裏世界の社交界では知られた人物だった!まだまだウブな千聖を、さらに自分好みにするべく、優しく「調教」する和臣。そこに和臣の愛しい弟の善臣とその恋人のユキもやってきて…。
大きな傷痕を残した二つの世界大戦と、全体主義の失敗、16世紀から世界を支配していたヨーロッパの衰退で、歴史の終わりがたたえられ、帝国は虚栄の名のもと火刑に処せられたかのようにみえた。しかし、帝国は死すとも、帝国主義だけは永遠に死ぬことはない。その証拠が中国の驚くべき変身であり、あいも変わらぬロシアの復活、大国の重みを隠そうとしないアメリカである。世界の過去を知り、現在を理解するための歴史の重要な教訓がつまったかつてない歴史書。
若い友人たちの結婚にしあわせをわけてもらう、秋から冬への日々。はじめての仕事が、暮らしに小さな変化をもたらした冬から春への日々。毎日の出来事を深呼吸するように味わい描く、日記エッセイ第10弾。2006年9月〜2007年2月。「おまけレシピ」つき。
音楽とサッカーが大好きな“脱力系パンダ”が贈る、元気が出る詩集。
一番のごちそうは「夫の留守」定年から幾年月。妻のしつけが功を奏し、無職・テレビ人間から「踊る年金男子」へ華麗なる転身を遂げたオジサン(夫)とのままならぬ日々。老いるショックに朗らかに立ち向かう爆笑アンチエイジングエッセイ。
ファン待望の書き下ろし“暮らし”のエッセイ!家事サポートサービス会社代表で、暮らしのエッセイストでもある著者が、何でもない簡素な日常のあれこれをご紹介します。人生は、山あり、谷あり、そして泉あり。夢を持ち、ときにはうっとりと、ときにはダイナミックに生きてみたい。そんな風に暮らすヒントが見つかる本です。
野菜をおいしくいただきたい雑誌『日々』の編集長である著者が余命1年のなかで綴ったレシピたち。日々、一食一食を大切にし、愛にあふれた料理。手をかけて料理する喜びがたっぷり詰まった「日々の野菜帖」。