知の巨人はいかにして形作られたか?戦後の東京下町で、海や虫やお化けと戯れた少年時代、貪るように本を読み、幻想・怪奇文学に出会った学生時代、平凡社で寝起きして『世界大博物図鑑』を完成させた社会人時代…。人生の軌跡を網羅した初の自伝!平井呈一、紀田順一郎、平田弘史、石ノ森章太郎、エドガー・アラン・ポオ、澁澤龍〓、そして水木しげるー。数多くの「師匠」たちとの出会いから、知の巨人の脳内を紐解く!著者73年の軌跡、完全保存版!
第1話〜第18話までを2色カラーで完全収録。豪華ゲスト陣による寄稿原稿を掲載。イージー会ゴルフコンペに密着取材。著者がさまざまな質問に答える「一問一答」。仕事場も公開。茨木政彦(ジャンプSQ.初代編集長)とのによる対談も。
会社が倒産したため、着の身着のまま、東京の片隅にある神社に管理人として身を寄せることになった青年。落ち込みながらも、再起に向けて前向きに暮らそうとする。ところが、この神社には3匹の“化け猫”が棲みついていた。大きくてブサイクな虎猫と、灰色の毛玉のような仔猫2匹。傍若無人ぶりを発揮する彼らに、青年はただひたすら翻弄されー。どこか憎めない化け猫たちとの生活を愉快に描く物語。化け猫もけっこう可愛いものですよ…たぶん!
『Webライティングのネタ出しノート』4つの特徴ー読んでもらえるようになる「Web文章」の書き方を学べます。お題をもとに実践することで、知識を自分のものにできます。応用しやすい例を掲載、章末には「ネタ出しクエスチョン」も。考える方向性がわかり、文章やコンテンツの幅が広がります。
研究室での毎日、ゆれうごく恋心、母の手術…日々の想いを映して綴られた短歌によるダイアリー。河野裕子と「歌壇」同時連載の、1999年11月10日から2000年11月9日まで、一年間の短歌作品566首を収める。
ここに集められた「愛を知る人」をめぐる断想59篇は、自らもひそやかな愛に生きた社会学者ジンメル(1858-1918)の手になるものである。晩年の厳しく澄んだ思念の結晶である「日々の断想」166篇とともに、ジンメルの思想の特色をなす「試み」「断想」的性格の魅力が十二分に発揮された哲学断想集。
大学生の宗近靫正の影には、主従の契りを交わしたあやかしのサクヤが潜んでいる。父方の田舎にある山の桜の木に寄り添うように暮らしていたサクヤと幼い頃に出会って以来、靫正はサクヤとともに在ることを望んだ。主従を超えて友達のようになりたいのに、いつまで経ってもサクヤが自分を“主”扱いするのが靫正は気に食わない。そんなある日、靫正は会員不足に悩む昔噺研究会に勧誘されるがー。対等でいたいのに、主として扱われることにたいそうご不満な主と、主と対等でなんかいられるわけがないと主の望みを拒否しつづける従者のあやかしが遭遇する、不思議な輪廻の物語。
茶房「山猫軒」の雇われマスター坂井の飯友「猫」はとても愉快な青年。坂井を「旦那」と呼び、夜な夜なやってきてはごはんを平らげ、楽しくお喋りして帰っていく食いしん坊な彼の正体、それは神様からハケンされた神社の猫!坂井と猫、「山猫軒」オーナーの沖守さん、パン屋で宮司・猪田の、美味しくて、ほっとできて、思わず笑ってしまう、賑やかな春夏秋冬!
愛を語り、友情を交わし、人生の夢を追う、三組の恋人たちー純情無垢のコランと彼の繊細な恋人のクロエ。愛するシックを魅了し狂わせる思想家の殺害をもくろむ情熱の女アリーズ。料理のアーティストのニコラと彼のキュートな恋人のイジス。人生の不条理への怒りと自由奔放な幻想を結晶させた永遠の青春小説。「20世紀の恋愛小説中もっとも悲痛な小説」と評される最高傑作。
考えることが許されない。考えないことも許されない。そんな時代に、哲学者が普段着で語り出す。へえ。うふふ。なるほど!
うちの猫にもあるある。ダース・ヴェイダー絵本のジェフリー・ブラウン、猫シリーズ第一弾。
忙しい日常に疲れてしまったらシマエナガちゃんに会いに来てね。あなたの宝物にしてほしい癒やしの写真文集。