子どもたちの今日のエピソードをだれかに語らずにはいられない。そんな保育者だからできる「エピソードを中心にすすめる保育研究」には保育者を励まし、つなげ、保育を変えていく力がある!
昭和30〜50年代、渓流は輝いていた。無垢の渓流に人の手が入り、変貌していったのも昭和だった。その渓流が教えてくれたこと、その渓流に対してできること。渓流釣りをこよなく愛する著者が次代に贈る昔語り。
カリフォルニアの農場から強制立ち退きでアメリカ南部アーカンソー州ジェローム収容所に送られた二世投手ハーブ栗間たち。屈辱の鉄条網のなかで生き延びるための野球に熱中、数千の観衆をバックに強豪の同胞日系100大隊、442連隊チームを迎え撃つ!語られてこなかった記録!
他者との関わりの中で気づいた障害特性、起こしやすいトラブル、苦手なことを補うための工夫…自分の特性を知って暮らしやすくなるために必要なこととはなにか。具体的なエピソードを娘と母それぞれの視点からとりあげるなどの工夫もこらした、自分自身も、周囲の人たちも、ともに障害への理解を深めるための一冊。
日々のケアにアロマセラピーを取り入れたいと思う看護師・介護職のために、忙しい業務の中で手軽に行えるアロマケアの方法や、導入にあたり必要な知識・コツ等を紹介しています。
三浦綾子日記抄。最近作『母』『銃口』はかくして生み出された。病の中にあって、なお神の恵みを信じ、生かされていることを感謝する日々。『北国日記』『生かされてある日々』につづく第3弾。
気鋭の怪奇作家が食えない時代に選んだ仕事は、某印刷会社での校正。チラシ、社内報、カレンダー…。押し寄せる印刷物、耐えがたきカイシャ、やがて鬱憤は爆発しー。思わず吹き出さずにはおれない「会社の民俗誌」の登場。
伝説の資生堂キャンペーン「ゆれる、まなざし」で圧倒的なデビューをかざり、一世を風靡した女優・アーティストの衝撃の半生。その壮絶なまでの生と、真理への飽くなき熱情は、読者をして興奮の渦に巻き込み、やがて真実の目覚めにいざなうことだろう。
仕事の現場は、人も自然も未知との遭遇!アフリカで働く日本女性の泣き笑い奮闘記。
ロンドンの薄汚れた劇場で、母の代役として五歳で初舞台を踏んだチャップリン。母の精神病院収容、継母の虐待、アル中の父の死…度重なる苦難に襲われ、救貧院・孤児院を転々とした少年は旅回りの一座で子役にありつく。やがてコメディアンの才能を見出され渡米すると、草創期の映画界に引き抜かれ、夢のような日々が始まった。大スターまでの階段を一気に登りつめた「喜劇王」の前半生。
はじめて訪れたフランス。好奇心のままに五感を研ぎすまし、記憶も感情も味わいつくす高山さんの旅の形。
面白うてやがて哀しきヒヒとの日々-。ストレスの科学を研究すべく、理不尽だらけの東アフリカの国へ赴いた若き科学者を待っていたのは…。観察対象のヒヒたち、アメリカ人の霊長類研究者、土着の人々が三つ巴で繰り広げる、スラップスティックな日常を綴る。霊長類全員が可笑しくて愛おしくなる、絶品メモワール。
学生時代の不眠とノイローゼ。出家するも八年間の放浪、そして一からの再修行…。後に、大本山總持寺貫首、曹洞宗管長とあまり「あたりまえ」でない立場に就いてしまった“坐禅の虫”の物語。ゆったり、のんびり、遠回り。それもまた、意味があった。「渋柿も、いつかは熟す」ネコ寺の和尚さんが、たどりついた「毎日を楽」に生きる秘訣とは…
アメリカン・ドリームをまさに体現し、億万長者と映画スターが集う社交界の主人公となったチャップリンは、『キッド』『街の灯』など名作を次々と世に送り出していく。私生活では、二度の離婚、奔放な女性関係を体験するが、対独参戦を促す演説が曲解され、戦後、「赤狩り」の嵐の中、アメリカを追われる。スイスに移住した75歳の著者が自ら人生のありのままを振り返った世界的ベストセラー。
この漫画集に収められた掌編の作品たちは、すべて売ることを目的に描かれている。つまり、この本は一冊まるまるコマーシャルなのである。
ヒトラー政権に抵抗した学生グループ“白バラ”のゾフィー・ショル。逮捕から処刑までの五日間の魂の軌跡を描き、世界中の観客が涙した映画『白バラの祈り』の完全版シナリオ。