苛烈な会津篭城戦にスペンサー銃を携えて、夫とともに死闘を繰り広げた八重。明治、開花期の京都で、新島襄と同志社を創立するために協力し、ともに時代に立ち向かい結ばれた八重。八重は常に前に向って、「生きること」「愛すること」を選んだのだった。
東欧でひっそり獣医師として働く十和のもとに現れた採用希望の青年ラディクはIQ200の頭脳と神秘的な美貌の持ち主。なのにチョコの食べ方やシャワーやキスも知らない謎めいた男だった。「貴方が好き」と溺愛してくる一途さと優しい愛に癒され、新婚のような日々を送るが、時折見せる淋しげな瞳に不安も。実は彼は十和への恋のため、狼王子の立場を捨て、死神と契約を交わし人間になった狼だった。何も知らず彼を愛し始めていた十和は…!?
小説家、詩人、芸術家、哲学者、研究者、作曲家、映画監督…彼らはどうクリエイティブを保っていたか?161人の天才たちの「意外?」「納得!」な毎日の習慣。
障がい者家族となって初めて実感する社会との断絶。懸命に生きるわが子を負担に思うことへの葛藤と自責の念。ようやく親子5人で共に生きる道筋が見えてきた矢先に先立たれるまでの揺れ動く感情を綴る。
中森明菜「少女A」の大ヒットで本格的に作詞家として活動開始、八〇年代歌謡曲シーンをきらめく才能たちとともに駆け抜けていく。「涙のリクエスト」「2億4千万の瞳」「め組のひと」「SOMEBODY’S NIGHT」…誰もが耳にしたヒット曲の数々を世に送り出した、シティ・ポップの巨匠の自叙伝。
代々続く禅寺に生まれ、NYで暮らす著者が教える心豊かに生きるために大切な世界共通の禅のこころ。
亡くなる四か月前の丸谷才一さんからいただいた手紙を読み返した。ただの連絡用としか考えていなかったのに、奇蹟のように美しい光に包まれている。歳月が日常を奇蹟に変えたのか、それとも日常は日常のままはじめから輝いているのか、いま考えているところであるー。読売新聞に連載されたコラム「四季」の二〇一九年四月から一年分を収録。
なぜ薬物に依存するのか?依存からの回復とは何か?薬物依存の経験者が支援者となる意義はどこにあるのか?薬物依存からの回復支援施設ダルク。新たな仲間を支援しながら自らの回復をつむぐ、スタッフ11人のライフヒストリー集。
1200年の時を超えて伝えられた約9000点の宝物、宝物を守りつづけた裏方たちのしごと…、宮内庁正倉院事務所長が語る「正倉院」の日常。
授業において大きな意味を持つ、教師の「発問」。本書では、その発問を、確認的発問、話題提示的発問、活動指示的発問、思考促進的発問の4つの分類。それぞれにおいて、子どもの学ぶ意欲を引き出し、かつ「学び」を深めることができる発問を、具体例を交えて紹介していきます。
マリーンズナインの素顔がここに凝縮。千葉ロッテマリーンズファン必携のバイブル。2017シーズンを振り返る、マリーンズ広報梶原紀章氏のコラム集。
隣のクラスのテストの点数よりうちのクラスが悪いのは、やはり自分の授業が下手なせいだろうか?隣のクラスより授業がいつも遅れていくのをどうしたらいいのだろうか?挙手する子供がいつも固定していくのをどうしたらいいだろうか?最初に身につける「授業技術」は何だろうか?これらの悩みにも答える授業術の本。