晴れた日には口笛を吹き、雨ふる日には雨にぬれて、明日は何か思いがけない素晴らしいことがあると信じて歩いていこうと思います。そんな日々の思いを込めて彫りました。
優しくて勤勉な妻がある日…果てしない病との戦い。介護に献身する夫の感動の物語。
侮蔑と嘲笑、暴力、そして貧困。しかし、俊子が作家として誕生したのは、夫・松魚との愛と憎しみの葛藤のなかからであった。文学と「新しい女」の生活ー愛憎の行方を追って、フェミニズム批評の新地平を開く、評伝的研究。
歳三が歩いた道。総司が佇んだ町角。京都新選組史跡めぐり10コース解説付き。
4歳のときに病気と自殺で両親を次々に失ったパディは、孤児院に入れられることになった。そこで彼を待っていたのは、孤児たちを激しく虐待する残忍な修道女たちだった。パディは引き取られたその日からむちで打たれ、頬を平手で打たれた。そしてある日、修道女は「神に許しを請いなさい」と彼をボイラー室へ閉じこめた。彼女の目は不自然にゆがみ、彼のペニスを握ったままだった…実際に体験した過酷な虐待の日々と心の傷を自ら書き記した、衝撃のノンフィクション。1988年度サンデー・トリビューン芸術文学賞受賞。
七〇年代を象徴するサブカルチャー・マガジン「面白半分」は吉行淳之介、野坂昭如、開高健、五木寛之、藤本義一、金子光晴、井上ひさし、遠藤周作、田辺聖子、筒井康隆、半村良、田村隆一が交代で編集長を務めた。この雑誌の発行人だった著者は、吉行とパチンコをし、野坂と「四畳半襖の下張」裁判の被告席に座り、開高とキリタンポを食べ、五木と「日本腰巻文学大賞」を創り…十二人の文学者たちと、足掛け十年間雑誌を作り続けた。本書は、若き編集者だった著者が、魅力的な個性たちと共有した「面白半分」の日々を描いた実況ライブスケッチである。
殺伐とした世の中で欲の亡者になりつつあるあなた!何かを忘れてはいませんか。心やすらぐ言葉で真実を語る珠玉の名言集。
インプラントのすべてを歴史から最新技術まで、多数の症例を具体的に紹介。
純白の和紙をおりたたみ、贈りものを丁寧につつむ行為は相手への敬意をあらわした日本独自の礼法を起源としています。“おる”という行為から生まれる暮らしの楽しみと、そこにまつわるしきたりや、決まりごとについても紹介します。
世界が求めている“調和”の思想、日本が忘れてしまった“自然観”…魂の原点を求めて、足掛け2年におよぶ取材から見えてきたものが、ここにはある。
仏教の視点から現代社会を見つめ続ける、人間・立松和平の精神紀行。
雀鬼・桜井章一が自らの日常を感じたままに書き綴る至極のエッセイ。そこには愛、友情、強さ、正義、政治、経済、人間関係、自然…と様々なテーマが織込まれている。勝負の世界で20年間勝ち続け、裏も表も知り尽くした男が語る物事の本質、生きるヒントとは。