カエターノとガル・コスタとのデュエットによるボッサ・アルバムの67年作。トリピカリズムも直前のけだるさ、のような物を感じることもできるが絶望もないが希望はかげろうのような生命力としてここに漂っている。淡々とした歌唱と甘いメロディが切ない。
《音得ーOTOKU-》シリーズの洋楽編。本盤はシャンソンの名曲をオリジナル・マスター音源で収録。軽妙洒脱なモンタンの「セ・シ・ボン」からダミア「暗い日曜日」まで、入門用にも最適。
92年発売『アンドリュー・ロイド・ウェバー・ソング・ブック』の廉価版で収録内容は同じ。ミュージカルに数々の名曲を残したウェバーにとって、張りのある声と豊かな表現力に恵まれたサラ・ブライトマンとの出会いはまさに僥倖とあらためて思う。
2007年の発売以来、高校野球を応援するブラバン曲を集めた定番として熱い支持を得てきた『ブラバン!甲子園』シリーズから、ベスト第3弾が登場。ブラバン・サウンド満開の“ド定番”ばかりを収録しており、文句なしにヒート・アップできる。
ユニバーサルが選んだ“定番ベスト・セレクション”シリーズ。60年代後半から人気を博した女性歌手、ヴィッキー・レアンドロスのベスト盤。6ヶ国語を歌い分ける卓越した語学力と歌唱力が堪能できる。「恋はみずいろ」「涙の微笑み」など全21曲を収録。
夏が、始まろうとしていた。30年代初頭のパリ。下町モンマルトルの路地から路地を、ひとりの少年がさまよい歩く。いまだに信じられない、母さんの死…。喜びに沸き悲しみに沈むごとに色あいを変える街、その日常とお祭りが、傷ついた魂を包みこむ。
大学を中退した米国人ヒッピーと日本人の若者がアラスカで出会い、二人は大きな夢にむかってともに歩きはじめた。-極寒の四週間の後の登頂、ブリザード、奇跡の生還、ヘリコプターによる救助-若き日の冒険とその苦い結末をたどり直し、メンバーひとりひとりの人生における冒険の意味を探る。