“detox”とは“解毒”という意味で、体の有害物質を対外に排出することで健康になるという考え方。雑誌『Hanako』とのタイアップから誕生したコンピレーションCD。
頭を丸めた(笑)吉田美和さんの“ガハハの笑顔”がそのまんま音になったようで、潔く、豪快。好き! 好き! 好き! と叫んでる(3)(4)あたりは抱きしめたいほどかわいい。問題意識のカケラもなく、マスト・アイテムとして買ってもOKです。
これまでに発表したシングル14枚に収録されたカップリング曲からセレクトされた裏ベスト。シングルはすでに廃盤のため、本作はかなり貴重なものとなるはず。アルバム未収録A面曲も収録。
74年9月8日、カンタベリー・ロック・シーンの立役者達が勢ぞろいした幻のシアター・ロイヤル、ドゥルーリィ・レイン公演。ロバート・ワイアット監修により30年ぶりのCD化。
ソロ・アルバムからセレクトしたベスト盤。サックス、EWI、フルート、クラリネット、ミュート・トランペットなどを多彩に駆使し、スリリングでダイナミックな本田ワールドが魅惑的に展開する。ラストには2001年暮れの臨場感あふれるライヴ録音が収録されている。
2003年9月に他界したアメリカの大歌手、そのコロンビア時代イコール55〜93年の作品から36曲を選出。数々の名デュエット、ライヴも含んだ大人物の姿がわかりやすくコンパイルされている。心に染みる歌とは生きる覚悟のほどによるのだとよくわかる。
韓国生まれの福岡育ちというRAMJAのファースト・アルバム。レゲエ、ソウルなど織り交ぜた楽曲はどれもパワフルで清々しく、独特な歌声と抜群の歌唱力は、声を聴いただけで何の説明もいらないような存在感にあふれている。まさに“本物”の歌が楽しめる。
病気で半年間休んでいたとみたゆう子が、音楽活動の再開と同時に発売した5枚目のアルバム(85年作)。映画『ローマの休日』をヒントに「恋するマドンナ」、「シューベルトの日曜日」はそのままと、シンガー・ソング・ライターらしいイマジネーションの展開である。
70年代を中心に、フォーク、ニューミュージックの名曲を収録したコンピレーション・アルバム。今だからこそ、心に染みてくるフレーズがこの1枚の中にきっとあるはず。じっくりと耳を傾けたい。
初期クラウン、ビクター時代を含み解散前のソロ作まで収録のシングルAB面コレクション。とりわけ田辺昭知の「俺もお前も人間だもの」が素晴らしすぎ。どうせなら「フリフリ」の英語ヴァージョンも入れてほしかったがスパイダースってブリティッシュ。
“ジャパニーズ・シャンソン”と“フォーク”とがもっとも幸福な形で、ひとりの歌い手のなかに融合を遂げたのが加藤登紀子だ。このカヴァー・アルバムからは、しっかりとした魂や生命が間違いなく歌のなかに存在することを、聴き手に確実に届けてくれるだけの“力”が伝わってくる。★
夏ならやっぱレゲエでしょ! というわけで、ジャパニーズ・レゲエのニュー・クィーンと呼ばれるPANGのセカンド。同じ夏でもこのまったりとした心地よい声とリズムはセミの声じゃなく波の音が良く似合う。部屋で聴くのはもったいない。海に行くときのBGM!