生徒の発表を引き出す教室英語。教室で生き生きと交わされる英語、それは広い世界に通じる。
自然の楽園を求めて、北海道の原野でくらしている著者が、アメリカの砂漠の旅にくり出した。その乾いた大地には、サボテンが花開き、鳥やウサギやリスたちが、目の前に、足もとに、次々と姿を現わす…自らの自然体験をふりかえりながら、砂漠の豊かな自然の姿を、三人の旅の仲間との珍道中とともに、いきいきと描いた、ナチュラリスト砂漠紀行。
うちに手品師のおじさんがいると思うと、学校にいく気分までまるでちがった。心のどこかがスキップしているようで、だれかにおじさんのことを話したくてしかたなかった。それでつい、となりの席のさつきちゃんに「うちに手品師のおじさんがいるといったら信じる?」と、いってしまった。小学中級以上。
まいにち、きょうこそかさを買おうと思うのに、なぜかうまくいかない、のんびりおじさん。なかよしのむく犬もわらっています。いったい、いつになったら買えるのかしら…。やわらかな色彩で描かれた、フランスのユーモラスな絵本です。4才から。
ぼくはにちよう日になると、へんしんする。ようかいになるんだ。おそろしいようかいになって、おとうさんをとおせんぼうする。そろそろゆうがただ。さあ、ようかいとおせんぼうずにへんしーん!
とうさんに買ってもらったばかりのランニングシューズをはいて、ぼくは走る。いつもいっしょに走っていた犬のバウはもういないけれど、バウのぶんもいっしょに風をうけて、ぼくは走る。もっと走る。5月のはじめ、日曜日の朝だった。毎日新聞「はないちもんめ童話大賞」(1986年度)を受賞した表題作をはじめ、「ぼくのピエロ」「夏まつりのまぼろし」「いじめっこに、ごようじん」など詩情豊かな6短編を収める。
あたし、仙子。ドジなとこだけが先祖の久米仙人ゆずりかと思ったら、超能力まで遺伝するなんて。あたしは恋人の温海さんに触れられると空を飛んじゃうし、お兄ちゃんは人の心を読めるテレパスなの。ハンサムなのに、フラれてばっかりのお兄ちゃんだけど、最近、恋人ができたみたい…。親友の青葉とあとをつけたんだけど、行き先は荒れはてたお寺。お兄ちゃんの様子が、へんなの。
港町の仲よしグループ7人が、ハカリ島探検にやって来ました。昔、金がとれたというこの島で、どんなことに出会うのでしょう。ワクワクドキドキのハカリ島探検の始まりです。小学校中学年〜高学年向き。
『ジャングルの少年』の著者、探検・旅行作家のチボル・セケリが記した、アメリカ大陸の最高峰アコンカグア登頂のたぐいまれなドキュメント。嵐にみまわれた山頂でくりひろげられた人間ドラマが興奮と感銘を呼ぶ。少年少女から大人まで。
陽子ちゃん、大橋さん、〓@4EDEくん、あたしの四人は、大橋さんのおばさんでテレビ出演している朝岡先生の家へ遊びにいった。近所の小学校へ散歩に出たとき、ドガーンという音を聞いた。いってみると、細江さんという家の倉庫にトラックがわざと突っ込んだみたいだった。ところが、そのトラックは陽子ちゃんのおとうさんの会社の車だったから、びっくり。そして、疑わしい人物が次々と現れた。
本教材は初級終了レベルから中級レベルへの橋渡しを目標とした読解力養成教材である。
植物も、人間の身体も、社会も、そして企業の経営体も、その中に仕組まれたシステムによって息づき、生長し、活動し続けている。システムはまた、「システム思考」という言い方が示すように、思考法の領域でも生かされている。この本で、読者は、このシステムというものの本質とシステム学の基礎をやさしく独習してみることができる。
身の回りをとりかこむ“できあいのモノ”や“おしきせの生き方”を振り捨て、そぎ落とし、あくまで、本源の自分を求めて生きようと苦闘する青年の熱き青春の記。少年少女から大人まで。
「別の自分になりたい」幸子は、そんな動機から、夏休みを利用して高岡から東京のタレント養成所へやってきた。従姉の朱美のBF一也が出迎えてくれたが、偶然に美花と出会って、憧れのリョウが人殺しをして鑑別所に入ったことを知った。幸子はさっそくリョウに会いに行って、真偽のほどを確かめようとしたが、リョウに冷たくあしらわれた。幸子は割り切れない気持ちで鑑別所を後にした。
1905年生まれ、戦前からハム・ソーセージ・燻製づくり指導で全国、アジアを行脚してきた著者が、豊富な経験をもとに親切指導。高価な道具はいらない。日曜大工でできる燻煙箱さえあれば、家庭で簡単に入手できる材料で、おいしくて安全な自然流ハム・ソーセージ・燻製が楽しめます。