ビジュアルで親しみやすい斬新な美術全集ー好評第5巻。美術概念が多様化し拡大されていった40年代の名作集。
本書は昭和時代の日本画、洋画・版画、彫刻、工芸4分野の代表的作品(文化勲章受章者・日本芸術院賞・芸術選奨文部大臣賞受賞者の作品および毎日芸術賞など各種美術展の受賞作品など)を中心に10年ごとのクロニクル(編年体)で構成した。
昭和十二年に開催された、明治政府発足七十年と大日本帝国憲法発布五十年を記念する政治博覧会の展示品をまとめた図鑑。明治から昭和にいたる政治の発達・変遷を中心に、今では失われて目にすることができない古文書や実物資料を豊富に掲載する。憲政・外交・軍事をはじめ、明治時代史の研究に新たな活路を見出すことができる稀覯本を新装復刊。
戦艦「大和」を造った海軍工廠はいかにして形成されたのか。呉海軍工廠の前身と関連部門を、長期かつ広範にわたり数多の資史料を分析することにより、日本一の海軍工廠形成の全貌を明らかにする。本書では、呉海軍工廠の形成過程を総合的に分析し、その実態、とくに目的と結果、そしてその目的の実現のために海軍が採用した方策を解明する。またそのことを通じて、海軍がどのようにして兵器の国産化を実現したのかという問題に対しても基本的な道筋を示す。
日清・日露戦後は、藩閥と政党の提携が崩れ始め、立憲政友会・立憲同志会の二大政党が結成される。この時期の官民調和体制を、第三勢力としての吏党を重視しつつ、官民「協調」論と「一体」論の二つの潮流から分析。伊藤博文の新党結成から桂園時代、大正政変までの政界再編過程を捉え直し、大正以降の政党内閣・挙国一致内閣への道も展望する。
1952-93年、ヴェネチア・ビエンナーレに公式参加した20回の全記録。魅惑の街ヴェネチアを舞台に、日本は世界に何を提示してきたかー。
豊饒な風土と悠遠な歴史の地“近畿”。その魅力を十分に引き出した、フルカラー・大判写真集。近畿圏在住カメラマン40余人の秀作110余点と各界著名人5名のエッセーによる近畿賛歌。
PANORAMAで撮し出された壮麗な世界。深い歴史と伝統の中で、ひそやかに息づく京の美を、斬新なワイドサイズのフィルムで掬いとった魅力あふれる写真集。