実務家の活動にとって指針となる『典型判例を基礎とした事故法の大系書』。民事交通裁判の中から実務処理の拠り所とされる「典型判例」を精選して提示し、裁判例を通して導き出した損害賠償や紛争処理の骨格をなす「実務理論」を究明する!!
保険毎日新聞「実務に役立つ交通事故判例 東京地裁民事第27部の裁判例から」(平成25年5月〜31年4月)に連載された、東京地裁において民事交通事故訴訟を専門に扱う第27部の253件の裁判例をもとに、「脳脊髄液減少症」や「高次脳機能障害・MTBIの認定」など、損害賠償を中心に交通事故訴訟で重要な50項目について、実務に役立つ考え方をわかりやすく解説しています。各項目のリーディングケースや参考裁判例一覧表付き。
新たなソルベンシー規制をめぐる国際的な枠組みと動向がわかる!!2025年のグローバルな保険会社の資本規制策定の動きやそれを受けての各国・地域における資本規制見直しの動向を解説。
軍部はいかなる問題意識で国民を動員していったのか。本書は、日本近代史の根幹に関わるこの主題に関わり、軍部の政治勢力化の過程と国民組織化の動態を、第一次史料を駆使しつつ先駆的に解明してきた著者の遺著である。とりわけ日清・日露戦争を画期とした日本帝国主義成立期における軍部の政治勢力化のダイナミズムを考察した点、総力戦体制構築に向けて軍部による国民精神動員が、在郷軍人会や青年団等に依拠しながら進められたプロセスを明らかにした点で、その学問的意義は今も失われていない。
せっかちなシラカンバの新芽が眩しい春の時。残雪に新緑が眩しい燧ケ岳。ミズバショウの白い苞が雨に濡れ、より鮮やかに映る。ヨシッポリを歩く足を止めたのは緑と白のコントラストだった。どこまでも青く澄んだ空。尾瀬に同化して行きそうだ。風に色があったなら尾瀬の風はきっと忙しいだろう。
大きなニュースばかりではなく、日々の小さな出来事が私たちの印象に傷をつけて、その小さな傷あとが記憶のキーになっていくように、時代の日常を生きている人の印象を呼び覚ます要素を大切にした本づくりをしたいのです。写真はそういう印象を伝えるには大変適合したメディアです。この本の特徴は何よりもまず、私たちの記憶ー他でもない私たち自身が生身で生きて得た記憶が失われないように、様々なやり方で覚醒の棘を散りばめてあることです。
ソ連消滅・湾岸戦争からバブル崩壊・雲仙普賢岳火砕流まで。重要事件を日々刻々、91年を丸ごと実感・全記録。